INFO・NET信越 Vol.174 (平成27年8月25日発行)
News1:「親子ラジオ工作教室」を新発田市において開催
「親子ラジオ工作教室」を新発田市において開催
−災害時に役立つラジオの工作と番組生出演−
【実 施 日】 平成27年8月22日(土) 9時30分〜12時30分
【実施場所】
新発田市生涯学習センター多目的ホール及び株式会社エフエムしばた ふれあいスタジオ(新潟県新発田市)
【実施概要】
信越総合通信局は、信越情報通信懇談会、新潟県電波適正利用推進員協議会及び株式会社エフエムしばたとの共催、新発田市教育委員会の後援で「親子ラジオ工作教室」を開催し、親子11組計23名に参加いただきました。
このイベントは、信越総合通信局が自治体や放送事業者などとともに推進している「防災・減災のための放送・ネット利用行動計画」の一環で企画・開催しました。本行動計画は、被災した方々などへの情報伝達手段の一つとして臨時災害放送局を直ちに開局するための体制づくりを柱としていますが、一方で、情報を受ける側である住民の皆さんが災害時におけるラジオの重要性に対する認識を高めていただこうという主旨で、平成25年から実施しているものです。
ラジオ工作では、初めて持つ半田ごてに戸惑いながら、細かな部品の取り付けに、子供たちだけでなく保護者の方も苦戦していましたが、全員、無事組み立てが完了しました。恐る恐るスイッチを入れると、全員ラジオ放送を受信することができ、大変うれしそうでした。
この後、完成したラジオを持って、エフエムしばたの放送設備やスタジオなどを見学した後、グループごとに分かれた子供たちがスタジオに入り、生番組に出演しました。緊張しながらも、アナウンサーのやさしい問いかけに、夏休みの出来事などをみんな元気に答えていました。一方、次の出番を待つ子供たちは、手にしたラジオから流れる緊張した友達の声を楽しそうに聞いていました。
続いて、新潟県電波適正利用推進員から、電波の仕組みや正しい使い方などの説明を受け、録音された国際宇宙ステーションとの交信の様子を聴いていただきました。
参加者からは、ラジオ工作について「半田付けが難しかったけど、ラジオが聞こえて良かった」「楽しみながら作って、ラジオから音が聞こえて、とてもうれしかった」などの子供の声や、「親子で楽しく工作ができ、良い機会になりました」「子供に半田付けは難しいかと思いましたが、器用に工作を進めるわが子に驚きました」という保護者の感想、また生出演に関しては、「緊張してうまく話せなかったけど、楽しかった」「いつもできることではないので、とてもおもしろかった」など、子供ならではの素直な感想も聞かれました。
今年で3年目となる取り組みですが、ラジオや電波の仕組み、災害時でのラジオの大切さを親子で一緒に考えていただく、良い機会となりました。
ラジオ工作教室の様子
慣れない半田付けに夢中の親子
スタジオで出演準備する子供たち
連絡先
企画調整課
電話 026−234−9940
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