INFO・NET信越　Vol.189 （平成28年2月5日発行）

【実施日】　 　平成28年2月2日（火）　13時30分〜15時
【実施場所】　 長野第1合同庁舎（5階会議室）

　信越総合通信局では、地域においてオープンデータの流通及び活用を推進するため、産学民官の関係者で構成された地域オープンデータ推進会議の第4回会議を開催し、計21名の出席のもと、主査の信州大学不破教授により議事が進められました。
　最初に、信越総合通信局岡崎局長による挨拶の後、新たにオープンデータを公開した地方公共団体として塩尻市情報推進課北井主査及び長野県情報政策課伊東技師より、データ公開の状況についての紹介がありました。それぞれオープンデータのメリットを関係課に説明しながら調整を図ったこと、今後はデータの拡充を図りたいことなどをお話しいただきました。
　続いて、事例紹介として、長野大学企業情報学部前川教授より昨年10月に開催されたワークショップについて報告があり、観光振興にオープンデータを組み入れて役立てていきたいことなどをお話しいただきました。
また須坂市政策推進課内藤主査より「須坂市のオープンデータ取り組み」として、これまでの取り組み状況について紹介があり、関係課や民間企業からも問い合わせがあるなど、確実にオープンデータに対する意識が高まってきている旨の報告がありました。
　さらに、「インターナショナルオープンデータデイ2016への取組」として、須坂市、株式会社日本システム技研（長野市）、長野大学（上田市）及びクラウドット株式会社（松本市）よりオープンデータデイにおける取組予定についてお話しいただきました。
　信越総合通信局からは、保坂情報通信部長より国の取組状況として、国のホームページにおけるコンテンツ利用のルールである「政府標準利用規約」が改定されたこと及び「オープンデータ利活用ビジネス事例」を取りまとめたことを説明しました。
　地域オープンデータ推進会議では、今後もオープンデータ推進のための取組を進めていくこととしています。