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INFO・NET信越 Vol.213 (平成28年11月7日発行)

News1:「情報通信利用環境セミナー 〜情報通信の耐災害性を考える〜」を開催

【実施日】平成28年10月25日(火曜日)14:30から16:30
【実施場所】 JA長野県ビル(長野県長野市)
【実施概要】
 信越総合通信局は、信越情報通信懇談会との共催及び信越電波協力会の後援により、「情報通信利用環境セミナー 〜情報通信の耐災害性を考える〜」を長野市において開催し、約60名の参加がありました。
 はじめに、総務省 総合通信基盤局 電気通信事業部 電気通信技術システム課 課長補佐 瘟Y維勝氏から「総務省における防災・減災に向けたICTに関する取組〜非常時のアドホック通信ネットワークの活用〜」と題してご講演いただきました。講演では、大規模災害の発生等により、情報通信ネットワークが利用しづらい状況となった場合に、自動車に搭載された通信システムやスマートフォンの無線LAN機能等を利用してアドホックにネットワークを構築し、被災者や行政機関が災害対応に活用していくための技術的課題の検討状況等について説明されました。
 続いて、無線LANビジネス推進連絡会 普及促進委員会 副委員長(ソフトバンク株式会社 ネットワーク本部 ビジネス・プロダクト推進部長) 武井則彦氏からは、「災害時に誰でも使える無料Wi-Fi〜熊本地震における「00000JAPAN(ファイブゼロジャパン)」の運用事例〜」についてご講演いただきました。講演では、東日本大震災を機に当該連絡会が発足したこと、平成26年8月の広島土砂災害や平成28年4月の熊本地震での00000JAPANの利用状況、今後の検討課題について説明されました。
 参加者からは、「今回の講演はタイムリーでよかったです。素人にもわかりやすく、非常に参考になりました」、「00000JAPAN(ファイブゼロジャパン)は知らなかったのでためになった」などの感想をいただき、関心の高さが伺えました。
※「00000JAPAN(ファイブゼロジャパン)」とは、大規模災害発生時に誰でも無料で利用することができる災害用の統一ネットワーク。

【講師】
総務省総合通信基盤局 瘟Y課長補佐

【講師】
無線LANビジネス推進連絡会 武井副委員長

セミナーの様子


連絡先

電気通信事業課
電話 026−234−9936

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