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INFO・NET信越 Vol.254(平成30年4月5日発行)

News1:VHF帯放送番組中継回線の利用促進のための調査検討会最終会合を開催

【実施日】平成30年3月9日(金)
【実施場所】JA長野県ビル(長野県長野市)
【実施概要】  
 信越総合通信局は、長野市において「VHF帯放送番組中継回線の利用促進のための周波数有効利用技術に関する調査検討会」の最終会合(第3回会議)を開催しました。  
 本調査検討会は、AMラジオ放送のFM補完中継局の設置やコミュニティ放送の中継局等の整備に伴うラジオ用放送番組中継回線の需要の増加に対応し、放送番組中継を行うVHF帯(60MHz帯及び160MHz帯)のSTL※1/TTL※2無線局の利用促進と周波数の有効利用を図るため、平成29年10月31 日に設置されました。  
 同調査検討会では、同一の周波数帯を使用する防災行政無線等他の無線システムとの混信保護基準等を明確化し、実証実験等を行った上で技術基準及び共用条件等の案の策定に資することを目的として検討を行いました。  
 会合では、STL/TTL送受信機と防災行政無線送受信機の実機を使った技術試験(電波の質、基本特性の確認及び干渉試験)の結果、本年1月に松本市周辺で実験試験局を使って実施した実証実験の結果及び東京都内で開催したメーカー等による実務者会議で討議した周波数共用検討の結果が報告され、周波数有効利用に資するための共用条件や今後の検討課題を取りまとめた報告書(案)について議論しました。
 また、議事終了後、佐々木座長(新潟大学工学部)から、委員を代表して挨拶が行われ、続いて、調査検討会を主宰する当局清水局長から、5ヶ月弱での集中した調査検討にご協力いただいた各委員に対して謝辞が述べられました。
 なお、報告書は、本最終会合後も引き続きメールによる各委員の審議を経て補強され、3月23日に報告書が当局へ提出されました。
 本報告書は、今後、総務省における無線局関係審査基準等の見直しの資料として活用されます。

※1 STL(Studio to Transmitter Link):放送局(演奏所)と親局(送信所)を結ぶ番組中継回線
※2 TTL(Transmitter to Transmitter Link):親局(送信所)又は中継局(送信所)と中継局(送信所)を結ぶ番組中継回線

【関連報道発表】調査検討結果を公表(平成30年3月27日付け)

 

挨拶する佐々木座長

最終会合の様子

連絡先

企画調整課
電話 026−234−9940

News2:「信越地域の医療機関における電波利用推進協議会」第2回会合を開催

【実 施 日】平成30年3月20日(火)
【実施場所】JA長野県ビル(長野県長野市)
【実施概要】
   信越総合通信局は、長野市において「信越地域の医療機関における電波利用推進協議会」第2回会合を開催しました。
 本協議会は、信越地域の医療機関や関係機関との連携のもと、地域の実情に応じた、安全な電波利用方策の普及促進や課題の解決方策の検討を通じて、医療機関において電波を安全かつ便利に利用することが可能な電波利用環境の実現を図ることを目的に昨年8月に設立されたものです。
 今回の会合では、小池会長(JA長野厚生連篠ノ井総合病院統括院長)の挨拶の後、新潟医療福祉大学の高橋助教から、昨年末に実施した医用テレメータのトラブル事例に関するヒアリング調査の結果が報告されたほか、電波技術協会からは病院内の電波環境測定調査結果についての報告がありました。
 次に平成30年度の協議会活動に対する意見交換が行われ、医療機関で使用する新しい電波利用システムも紹介してほしいとの意見が上がるなど活発な議論が行われました。

 

第2回会合の様子

小池会長の挨拶

連絡先

監視調査課
電話 026−234−9945

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