【実施日】平成30年10月16日(火)13時30分から16時まで
【実施場所】伊那市生涯学習センター ニシザワいなっせホール(長野県伊那市)
【実施概要】
信越総合通信局は、一般社団法人クラウド活用・地域ICT投資促進協議会(CLOUDIL(クラウディル))、伊那市及び特定非営利活動法人いなじんインターネットとの共催、伊那商工会議所及び伊那市IoT推進ラボの後援により、「全国クラウド活用大賞 伊那大会」を開催しました。
この大会は、総務省による中小規模事業者向けのクラウドサービス等のICT利活用を促進する事業として、先進的なICT利活用により経営改革に成功した事業者を表彰し、モデルケースとして周辺地域に広く展開することを目的としているものです。
伊那大会のほか、全国4都市において、公開プレゼンテーションによる地方大会により各地での優秀事例を選出し、その後の決勝大会(東京都)で最優秀事例に総務大臣表彰を行うこととしています。
伊那大会では、6社が公開プレゼンテーションに挑み、小売業、農業、IT、サービス等の各業種の中小規模事業者がクラウドサービスを駆使した業務改善やテレワークの推進などにより、劇的に業務効率やコミュニケーションが向上したとの事例が各社から紹介されました。
審査の結果、信越総合通信局長賞が東北コピー販売株式会社(福島市)に、伊那市長賞がNKアグリ株式会社(和歌山市)にそれぞれ授与され、この2社が東京で開催される決勝大会に駒を進めることとなりました。
コピー機を販売する東北コピー販売株式会社では、顧客情報、コピー機器情報や保守情報等を膨大な数の紙台帳で管理していたものを、クラウド上で一括管理することによって、営業先から顧客情報等を確認する時間が大幅に削減された等大きな効果があったことが評価されました。
農産物を生産・販売するNKアグリ株式会社からは、管理・生産・営業の各部署での業務をクラウドに移管し、出張費を削減した事例が最初に紹介されました。また、主力商品であるニンジンの栽培に関しては、当初は生育が天候に大きく左右され、需給調整に苦慮していたとの課題を、畑に設置したIoT温度センサーのデータをクラウド上に蓄積し、生育と環境条件の研究を進めた結果、収穫時期を適切に予測することが可能となり、味が良く、栄養価が高いニンジンの安定供給が可能となったことが成果として報告されました。
総務省では、全国の中小規模事業者のクラウドサービス等のICT利活用のより一層の推進に向け、今後も関係事業者の意識の醸成を図りながら、今後も取組を進めていくこととしています。
連絡先
情報通信振興室
電話 026−234−9937
【実施日】平成30年10月21日(日) 8時から13時まで
【実施場所】塩尻市中央スポーツ公園(長野県塩尻市)
【実施概要】
信越総合通信局は、長野県及び塩尻市主催の平成30年度長野県総合防災訓練に参加し、災害・生活支援情報等を提供する臨時災害放送局の開設訓練や、災害対策用移動通信機器、同移動電源車及びICTユニットなど災害時に貸出し可能な通信機器等のデモンストレーションと展示により、災害時支援策のPRを行いました。
臨時災害放送局の開設訓練は、 株式会社テレビ松本ケーブルビジョン及びエフエムまつもと株式会社の協力を得て実施し、訓練会場の様子を実況中継しました。
また、一般財団法人移動無線センター及びNTT未来ねっと研究所と連携することにより、無線機から公衆回線に発着信可能な通信システムのデモンストレーションも行いました。
展示エリアでは、来場者の方々に、手回し発電式ラジオでの受信体験をしていただき、災害時における貴重な情報入手の手段となることを実感していただきました。
当局は、今後も管内の各県等主催の防災訓練に参加し、ICTの活用による防災・減災の支援に努めて参ります。
連絡先
防災対策推進室
電話 026−234−9961
信越総合通信局管内(新潟県と長野県)で平成30年11月に実施される無線従事者の養成課程※についてお知らせします。
※無線従事者として求められる知識・技能の習得を目的とした講習であり、基準に適合していることについて総合通信局長が認定したものです。
養成課程の受講者は、講習を修了することにより国家試験を受けることなく無線従事者資格を取得できます。
対象資格 |
実施期間 |
実施地 |
認定施設者
(実施する者) |
問い合わせ先 |
第四級アマチュア
無線技士 |
平成30年11月17日から
平成30年11月18日 |
長野県
長野市 |
一般財団法人日本アマチュア
無線振興協会 |
養成部
電話03-3910-7210 |
連絡先
航空海上課
電話 026−234−9967