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INFO・NET信越 Vol.291 (令和元年8月5日発行)

News1:松本市で「基礎から学ぶ『IoT入門セミナー』」を開催

【実施日】令和元年7月23日(火) 13時から16時30分まで
【実施場所】長野県工業技術総合センター 環境・情報技術部門(長野県松本市)
【実施概要】
 信越総合通信局は、長野県工業技術総合センター、公益財団法人長野県テクノ財団及び公益財団法人長野県中小企業振興センターとの共催により、中小企業等を対象としたIoT導入・利活用に関する講習会「基礎から学ぶ『IoT入門セミナー』」を開催しました。
 近年、企業等の活動にIoTを導入することによって、コスト削減、効率化等の業務改善、生産性向上や新たな価値・ビジネスの創出が可能となると期待されています。また、IoTを導入し、活用していくためには、ユーザ側となる企業等でのIoTを利活用できる人材の育成が求められています。
 このような中、本セミナーはIoTの導入・利活用に関心のある企業等を対象に、IoTの基本的な知識の習得を目的として開催されました。
 セミナーでは、NTTラーニングシステムズ株式会社の原氏を講師に迎え、農業、製造業、商業等の分野におけるIoTの活用例の紹介やIoTの導入実現に必要な機器とセキュリティー対策について、グループ討議を交えての講習を受けました。また、長野県内での先進事例紹介として、タカノ株式会社の中島氏から「IoT導入事例紹介」と題して、IoTで何ができるか、導入するにはどのような手順で行えばよいかなどを分かりやすく説明を受けました。
 さらに、IoTの全体像の具体的イメージを持っていただくことを狙いとして、会場内に実際のIoT活用例に見立てた実機デモを展示し、参加者が体験できるコーナーも設けられ、参加者は積極的に質問等を行っていました。
 企業・団体からの参加者36名は熱心に受講され、IoT導入への関心の高さが伺えました。
 

 

IoTの基礎知識について受講する様子

意見交換を行う受講者

連絡先

情報通信振興室
電話 026−234−9937

News2:「中山間地域における公共BBの有効利用を図るための上空利用に関する調査検討会」を開催

【実施日】令和元年7月25日(木)15時から17時まで
【実施場所】JA長野県ビル(長野県長野市)
【実施概要】
 信越総合通信局は、「中山間地域における公共BBの有効利用を図るための上空利用に関する調査検討会」を開催しました。
 公共BBは200MHz帯広帯域移動通信システムであり、VHF帯を使用することから長距離の映像伝送が可能ですが、現状の利用範囲は陸上及び海上に限定されているため、本検討会において上空での利用について検討を行うものです。
 冒頭の挨拶で、坂中靖志信越総合通信局長は、「公共BBの特徴である映像伝送を活用して上空からの現場の把握に活用できれば、電波の有効利用になる。」と期待を寄せました。
 また、信越総合通信局長から委嘱された13名の委員(学識経験者、防災関係機関・メーカー等関係者)により本検討会を構成することとし、座長には信州大学工学部電子情報システム工学科の笹森文仁教授を、座長代理には新潟大学工学部情報工学科の西森健太郎准教授を選出しました。
 笹森座長からは、「映像伝送ができる公共BBの可能性を広げて実りある検討を行いたい。」との挨拶がありました。
 今後は、机上シミュレーションや実証実験を行い、令和2年3月までに検討結果をまとめる予定です。
 

検討会の様子

 

連絡先

電波利用企画課
電話 026−234−9940

News3:令和元年9月に実施される無線従事者の養成課程について

 信越総合通信局管内(新潟県と長野県)で令和元年9月に実施される無線従事者の養成課程※についてお知らせします。
※無線従事者として求められる知識・技能の習得を目的とした講習であり、基準に適合していることについて総合通信局長が認定したものです。
    養成課程の受講者は、講習を修了することにより国家試験を受けることなく無線従事者資格を取得できます。
  
対象資格 実施期間 実施地 認定施設者
(実施する者)
問い合わせ先
第三級陸上特殊
無線技士
令和元年9月18日 新潟県
長岡市
公益財団法人日本無線協会 信越支部
電話026-234-1377
 

連絡先

航空海上課
電話 026−234−9967

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