【実施日】 令和元年10月8日(火)14時〜16時40分
【実施場所】コープシティ花園(ガレッソ)(新潟県新潟市)
【実施概要】
信越総合通信局は、信越情報通信懇談会との共催で、新潟市において「情報通信利用環境セミナー〜非常災害時の情報伝達〜」を開催しました。
近年、信越地域においても地震や豪雨などの災害が多発しており、災害発生時にいかに迅速かつ正確に情報を収集し伝達するかが課題となっていることから、今回のセミナーでは、大学、研究機関、民間企業から専門家3名を講師としてお招きしました。
最初に、大妻女子大学大学院人間文化研究科・人間関係学部 教授 干川 剛史氏から、「大規模災害時におけるICTを活用した地方公共団体による災害対策の実態と課題」と題し、これまでの災害対応の経験から得られた知見を踏まえて、今後の大規模災害に対応可能な効果的なICT活用の課題についてご講演いただきました。
次に、情報通信研究機構耐災害ICT研究センター応用領域研究室 上席研究員 大竹 清敬氏から「被災状況をリアルタイムに把握するためのAIシステム〜DISAANA・D-SUMMと防災チャットボットSOCDA〜」と題して、実際の活用事例を交えながら 災害情報を効率的に収集するためのAIシステムについてご講演をいただきました。
最後に、NTTドコモネットワーク本部サービス運営部災害対策室 室長 瀧本 恭祥氏から、「近年の激甚化・広域化する災害対応とNTTドコモの災害対策」と題して、本年9月の台風15号上陸など最近の災害への対応状況を紹介しつつ、NTTドコモの災害対策の現状についてご講演いただきました。
自治体、企業・団体、一般の方々など約60名が熱心に聴講され、災害対応における情報伝達に対する関心の高さが伺えました。参加者に対して行ったアンケートでも、「初めて知る情報であり、良識を広げることができました。」、「この後の展開を知りたいと思いますので、期間を空けてまた講演していただければと思います。」などの感想が寄せられました。
今後も、関係の皆様のご要望を踏まえつつ、有意義なセミナーを開催していきたいと思います。
セミナーの模様
連絡先
電気通信事業課
電話 026−234−9936
信越総合通信局管内(新潟県と長野県)で令和元年11月及び12月に実施される無線従事者の養成課程※についてお知らせします。
※無線従事者として求められる知識・技能の習得を目的とした講習であり、基準に適合していることについて総合通信局長が認定したものです。
養成課程の受講者は、講習を修了することにより国家試験を受けることなく無線従事者資格を取得できます。
対象資格 |
実施期間 |
実施地 |
認定施設者
(実施する者) |
問い合わせ先 |
第二級海上特殊無線
技士 |
令和元年12月3日
〜4日 |
新潟県
新潟市 |
公益財団法人日本無線協会 |
信越支部
電話026-234-1377 |
第四級アマチュア無線
技士 |
令和元年11月23日
〜24日 |
長野県
松本市 |
株式会社キューシーキュー
企画 |
養成課程講習会担当
電話03-5431-5732 |
第三級陸上特殊無線
技士 |
令和元年11月16日 |
長野県
長野市 |
株式会社キューシーキュー
企画 |
養成課程講習会担当
電話03-5431-5732 |
第三級アマチュア無線
技士※ |
令和元年11月9日 |
新潟県
三条市 |
一般財団法人日本アマチュア
無線振興協会 |
養成部
電話03-3910-7210 |
※第四級アマチュア無線技士(相当資格を含む)の資格取得者
連絡先
航空海上課
電話 026−234−9967