総務省トップ > 組織案内 > 地方支分部局 > 信越総合通信局 > 広報資料 > INFO・NET信越 Vol.322 (令和2年12月25日発行)

INFO・NET信越 Vol.322 (令和2年12月25日発行)

News1:「オープンデータ研修(基礎編)」をリモート開催

【実施日】令和2年11月4日(水)、令和2年11月13日(金)両日とも13時30分〜15時30分
【実施概要】
 信越総合通信局は、11月4日に新潟県、11月13日に長野県の各市町村を対象に、各県と共催して、オープンデータ研修(基礎編)を開催しました。
 地方公共団体が保有する公共データのオープンデータ化は、新事業・新サービスの創出、行政サービスの高度化、地域の経済活性化・課題解決等に寄与するものとして大きな可能性を有していることから、総務省では、地方公共団体の取組を推進するため、平成30年度から「オープンデータを推進する地方公共団体職員の人材育成等に関する実証」事業として、オープンデータを推進する地方公共団体職員を育成する研修を開催しています。
 今回のオープンデータ研修(基礎編)はオンライン形式で行い、オープンデータ化未実施団体には、オープンデータ公開の一歩を踏み出すため、オープンデータ化取組済団体には、次の一手の検討につながるための契機とする研修の構成としました。
 具体的には、オープンデータの意義・必要性、都道府県の取組み、オープンデータ公開に向けた課題、事例等について学び、その後、地方公共団体間の連携等についてディスカッションを行いました。
 ディスカッションでは、オープンデータ化や利活用に向けた前向きな意見が多く、今後、各市町村においてオープンデータ利活用の取組推進が期待されます。
 

講義の模様

連絡先

情報通信振興室
電話 026−234−9937

News2:「働き方改革セミナーin長野」を開催

【実施日】令和2年11月18日(水)13時30分〜15時50分
【実施場所】松本市松南地区公民館大会議室(長野県松本市)
【実施概要】
 信越総合通信局は、長野県、松本市、信越情報通信懇談会との共催により、「『働く、が変わる』テレワーク」をテーマに、「働き方改革セミナーin長野」を松本市の会場とオンライン配信によるハイブリッド形式で開催しました。
 全国で同セミナーは行われておりますが、ハイブリッド形式の開催は初の試みであり、想定を超えるお申し込みをいただきました。
 コロナ禍において、ICTを活用し、時間や場所を有効に活用できるテレワークは、「人材確保」や「地方創生」、「働き方改革」等に有効な手段として期待されています。
 本セミナーでは、テレワークの導入等を検討している企業・団体等に対して、テレワーク全般の動向、セキュリティを含む情報通信技術や労務管理上の留意点、導入事例などについて、5名の講師に講演をいただきました。
 参加者74名(来場者32名、オンライン参加者42名)の方には各講師の専門分野のお話しや、自社等における取り組みなどを踏まえた説得力ある説明を聞いていただくことができました。
   参加者からは、実際にテレワークを導入・活用するに当たっての様々な疑問を解決するヒントを得られるとともに、今後の働き方への新たな視点に触れることができたという声が聞かれました。
 信越総合通信局では、今後も時代の要請に添ったICTによる働き方改革を推進する取り組みを進めて参ります。
 

会場の模様

 

連絡先

情報通信振興室
電話 026−234−9937

News3:「Web×IoTメイカーズチャレンジ 2020-21 in信州」を開催

【実施日】ハンズオン講習会:令和2年11月7日(土)、8日(日)両日とも10時〜17時
      ハッカソン     :令和2年12月5日(土)、6日(日)両日とも10時〜18時30分
【実施場所】塩尻会場:塩尻インキュベーションプラザ (長野県塩尻市)
        長野会場:アソビズム 横町 LABO (長野県長野市)
        上田会場:長野県工科短期大学校 (長野県上田市)
【実施概要】
 信越総合通信局は、「IoT機器等の電波利用システムの適正利用のためのICT人材育成事業」の一環として、Web×IoTメイカーズチャレンジ信州運営委員会との共催により、「Web×IoTメイカーズチャレンジ 2020-21 in信州」を長野県内3拠点のサテライト会場で開催しました。
 同イベントは全国で行われますが、複数のサテライト会場をリモート中継で結んだ分散開催は初の試みであり、地元の学生など26名の方に参加いただけました。
 本イベントの前半は、IoTと電波に関する基礎知識についての座学講習とCHIRIMEN with micro:bit(プロトタイピング環境)を使ったハンズオン講習を行い、IoTによるハードウェア制御を学びました。
 後半のハッカソンでは、7チームに分かれて「新型コロナウイルス感染症」をテーマにIoTデバイスの制作・デモ発表・審査を行いました。
 有識者等がオンラインで審査した結果、マスクやゴーグル等にセンサーを取り付け、警告システムを搭載した「With コロナでソーシャルディスタンスを守ろうセット」が最優秀賞に選出されました。他にも、リモート環境においても腕相撲ができるシステムや、除菌スプレーを届けるシステム等、ユニークなものから実用性・汎用性の高いものまで、豊かな発想による作品が制作され、最後に審査員から各チームへ様々なアドバイスをいただきました。
 若者がアイデアと挑戦により作品を作り上げる経験をし、IoTシステム開発のスキルアップや社会・地域が抱える様々な課題の解決について考えるきっかけになることが期待されるものとなりました。
 信越総合通信局では、今後もこのようなイベントを通じてIoT時代に求められる人材育成に取り組んでまいります。

【関連報道資料】
「Web×IoT メイカーズチャレンジ 2020-21 in 信州」の参加者募集PDF(令和2年10月7日)

 

最優秀賞
「With コロナでソーシャルディスタンスを守ろうセット」

制作の模様

連絡先

情報通信振興室
電話 026−234−9937

ページトップへ戻る