INFO・NET信越　Vol.324 （令和3年1月25日発行）

【実施日】令和2年12月10日（木）、令和3年1月14日（木） 両日とも13時〜17時
【実施概要】
　信越総合通信局は、12月10日（木）、新潟県を対象として、1月14日には長野県工業技術総合センター（所長 宮嶋 隆司）との共催により長野県を対象として、「基礎から学ぶIoTセミナー」を開催しました。
　IoTを導入することにより、業務改善や生産性向上、新たな価値・ビジネスの創出が期待されること、特にコロナ禍の昨今においては、非接触・非対面の新しい生活様式が原則となりつつあることから、IoTを利活用できる人材の育成が強く求められています。本セミナーは、IoTの導入・利活用について、基礎から習得することを目的として開催しました。
　講習では、「IoTの基礎知識、技術・関連法制度等」について学習した後に、IoT導入のイメージを掴むため、講師によるシステム構築の操作デモを視聴いただきました。
　また、ワークショップでは、IoTの導入プロセスについて、ビジネス課題の設定から解決策の検討、導入までの一連の手法について学習したうえで、それぞれの組織での具体的な課題のIoTによる解決策について、グループに分かれて意見交換を行いました。
　講習での質問や、ディスカッションでの積極的な意見交換の様子から、本セミナーで習得したIoTの基礎知識等が、参加者の組織におけるIoTの導入、利活用の一助となることが期待されるセミナーとなりました。


 






 

【実施日】令和3年1月15日（金） 13時30分〜14時30分
【実施概要】
　信越総合通信局は、公益財団法人長野県テクノ財団善光寺バレー地域センター（会長 太田 哲郎）との共催により、昨年に引き続き、工場関係者向けのIoT導入・利活用に関する講習会「工場向けワイヤレスIoT講習会 in 長野」を開催しました。
　本講習会は、工場等の管理者・利用者の方々に向け、ワイヤレスIoTを工場へ安心して導入・運用するために必要な無線の基礎知識、IoT活用方法、導入・運用手順、トラブル時の解決方法などを習得していただくことを目指して、「e-lerningによる事前学習」と「Web講習」による構成となっています。
　事前学習では、工場等における無線の利用に関する基本的な知識を習得し、Web講習会では、実際の工場内外における無線の利用シーンや電波利用・測定の様子等について、実演映像を交えて視覚的に体験していただきました。
　定員を大きく上回るお申し込みをいただいたことからも、工場におけるIoTの利活用への関心の高さがうかがわれました。信越総合通信局では、今後もIoT時代に求められる人材育成に取り組んでまいります。


 

講習会の模様

 

　新潟県及び長野県で令和3年2月に実施される無線従事者の養成課程※についてお知らせします。

※無線従事者として求められる知識・技能の習得を目的とした講習であり、基準に適合していることについて総合通信局長が認定したものです。
    養成課程の受講者は、講習を修了することにより国家試験を受けることなく無線従事者資格を取得できます。
 

対象資格	実施期間	実施地	認定施設者 （実施者）	問い合わせ先
第三級陸上特殊無線技士	令和3年2月17日	長野県 長野市	公益財団法人日本無線協会	信越支部 電話 026-234-1377