INFO・NET信越 Vol.327 (令和3年3月5日発行)
News1:医療系大学に専門家を派遣してハンズオン支援を実施〜学生に医療現場での電波の利用実態を説明〜
【実施日】 令和3年2月26日(金)11時〜12時
【実施概要】
信越総合通信局が事務局を担当する信越地域の医療機関における電波利用推進協議会(会長 JA長野厚生連篠ノ井総合病院統括院長 小池健一氏)は、長野保健医療大学(長野市)に専門家を派遣して、学生の皆さんに医療機関における電波利用の現状と課題について学んでいただくハンズオン支援を行いました。
保健科学部3年生を対象に、医療機関に就職する前段において、医療現場では、医用テレメータ、無線LANや携帯電話などの電波を利用する機器の活用が進んでいる実態を知っていただき、患者やお見舞いなどで病院を利用する方が院内で携帯電話等を利用することも多いため、適切に電波が管理されないと医療機器等に関するトラブルが発生するおそれがあることを理解いただくために開催したものです。
滋慶医療科学大学院大学の加納隆教授がリモートで講師を務め、70余名の学生がスクリーンに映し出される資料を見ながら聴講しました。
出席した学生からは、「知らないことが多く、就職したときに参考となる。」、「医療現場での電波の利用と注意すべき点がわかった。」などの感想が寄せられました。
コロナ禍でハンズオン支援の実施がこれまで以上に難しい状況ですが、今後も医療機関における安心・安全な電波利用を推進するための周知啓発に引き続き取り組んでいきます。
ハンズオン支援とは
従来のような主催者が講演会を企画し参加者を募集する形態でなく、それぞれの団体からの要望等に応じて、専門家を派遣して講義等を実施するものです。
連絡先
監視調査課
電話 026−234−9945
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