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INFO・NET信越 Vol.359 (令和4年11月15日発行)

News1:「令和4年度情報通信利用環境セミナー」をオンラインで開催

【実施日】 令和4年10月17日(月)
【実施概要】
 信越総合通信局は、信越情報通信懇談会との共催により、「令和4年度情報通信利用環境セミナー」をオンラインで開催しました。
 本セミナーは、災害時の情報収集に向けた産学官各分野の取組や、東日本大震災を踏まえたICTシステムによる災害への備え、地方公共団体が今後取り組むデータ連携・データ利活用の事例を紹介することで、災害時における情報通信システムの一層の利活用を考えていただくきっかけとするために開催したものです。
 最初に、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)ネットワーク研究所・レジリエントICT研究センター シニアマネージャー 菅 俊恒様から、「世界をレジリエントにするICT研究と社会展開」と題して、防災・減災・国土強靭化のための最新のレジリエントICT研究の成果や、平時と災害時の利用を両立するICTシステム等を実装事例を交えて御紹介いただきました。
 続いて、総務省総合通信基盤局・電気通信事業部電気通信技術システム課 稲垣 裕介課長補佐から「救助活動を支援する携帯電話の電波捕捉に関する技術実証について」と題し、要救助者が所持する携帯電話の電波をヘリ・ドローン等で捕捉し、捜索範囲の絞り込みを可能とする技術について、災害等により要救助者が発生する利活用シーンを想定した技術実証の取組状況を紹介しました。
 最後に、長野県 企画振興部DX推進課 主任 中村 政俊様より「長野県における洪水予測システムの利活用及びデータ連携基盤構築について」と題し、東京大学・JAXA等が開発中の洪水予測システムに関する長野県内での利活用の取組や、県で今後構築を予定しているデータ連携基盤について御紹介いただきました。
 当日は、地方公共団体、情報通信関連の企業・団体等からおよそ100名の参加がありました。
 信越総合通信局では、今後も、災害への備えをはじめとした様々な分野において、情報通信システムの一層の利活用の推進に向け取り組んでまいります。
 なお、菅講師、中村講師の講演の模様は、信越情報通信懇談会ホームページで11月末までYouTubeで配信されています。
 
   

管講師

稲垣講師

中村講師


 

連絡先

電気通信事業課
電話 026−234−9936

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