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INFO・NET信越 Vol.362 (令和5年1月20日発行)

News1:「サイバーインシデント演習」を開催

【実施日】 令和4年12月20日(火)
【実施概要】
 令和3年と4年、公立病院がサイバー攻撃の対象となり、その結果、電子カルテシステムが使用不可となって、緊急対応以外のすべての診療が停止するという、住民の暮らしにも直接影響を及ぼすような事態に発展しました。
 また、大企業のセキュリティ対策が進んできていることから、対策が手薄な中小企業を狙うサイバー攻撃が増加しています。令和4年当初には、大企業の取引先が狙われ、国内全工場が一日停止するなど社内外に大きな影響を与えた事例もあります。
 こうした増え続けるサイバー攻撃の脅威を背景に、信越総合通信局は、関東経済産業局、信越情報通信懇談会及び信越サイバーセキュリティ連絡会と共催して、最近のサイバーセキュリティインシデントの発生状況や、被害拡大を最小限にとどめるための基本的事項を学び、擬似的なインシデント発生時対応手順を体験することにより、組織内の基本方針やルールなどを考えていただくことを目的として「サイバーインシデント演習」を開催しました。
 演習は2部構成で、第1部は、株式会社川口設計代表取締役の川口 洋氏から「サイバー攻撃の情勢及び対応策について」と題した講演を受け、第2部は、「ランサムウェア対応」をテーマに、インシデント発生時の効果的な対応について7グループに分けディスカッションを行いました。
 演習には29名が参加し、受講者は、インシデントの初動時から再発防止策までの対応策を11段階の状況ごとに検討を行い、互いにディスカッションを行いグループごとに発表するなど、効果的なインシデント対応を学びました。
 信越総合通信局では、引き続き地域の皆様のご要望を踏まえつつ、サイバーセキュリティ向上に資する有意義なイベントを企画開催していくこととします。
 
 
  
 

川口講師

 

受講の様子

 


 

連絡先

電気通信事業課
電話 026−234−9936

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