INFO・NET信越 Vol.371 (令和5年10月19日発行)
News1:信越管内各地において親子ラジオ工作教室を開催
・開催の概要
信越総合通信局(局長:藤田和重)は、信越情報通信懇談会(会長:不破泰 信州大学理事<情報・DX担当>・副学長)、新潟県電波適正利用推進員協議会(会長:須田徹雄)及び管内コミュニティ放送事業者・ケーブルテレビ放送事業者と共催し、次のとおり、親子ラジオ工作教室を開催しました。
開催日 |
場所 |
共催 |
8月11日 |
上越市 |
上越ケーブルビジョン(株)(代表取締役社長:齋藤俊幸) |
8月19日 |
新発田市 |
(株)エフエムしばた(代表取締役:西村純子) |
9月23日 |
新潟市秋葉区 |
(株)ニューメディア(代表取締役社長:金子敦)
(株)エフエム新津(代表取締役社長:前田正実) |
この取り組みは、電波の仕組みの学習やラジオ工作を通じて、地域に密着した放送が災害時には防災・減災情報を提供する重要なメディアであることを知ってもらうとともに、子供たちが災害時に何ができるかを考えてもらえる内容となっており、今年で11年目になります。
当日は、放送や電波の仕組みと重要性などについて説明し、ラジオ工作を行いました。
子供たちは、慣れない半田ごてや工具を使った部品の取付けに真剣に取り組み、保護者も、子供と笑い合いながら共同作業を楽しんでいました。電波適正利用推進員の工作指導と補助を受けて全員が完成させることができ、組み立てたラジオで放送を受信した親子は歓声を上げていました。
その後、子供たちは、特設ブースから、放送番組に生出演しました。初めての経験に緊張しながらも、インタビュアーの優しい問いかけに、子供たちは夏休みの思い出などを一生懸命に答えていました。出演の順番を終えた子は、手にしたラジオから流れる友達の声を楽しそうに聞いていました。
今回の教室への参加と、完成したラジオを使って放送を楽しむことでラジオを身近に感じてもらうことが、子供たちの成長に良い経験となることを願い、今後もこの取り組みを続けていきます。
なお、令和6年2月には、長野県岡谷市にて「エルシーブイ(株)」と長野県電波適正利用推進員協議会とともに同様の催しを開催する予定です。(電波利用企画課)
・参加者の感想
子供たちからは、工作は「部品が多くて難しかったけど楽しかったです」「お母さんと一緒に工作ができて良かったと思いました」、番組出演は「ちょっと噛んだけどとても楽しかったです」「ドキドキしたけど、面白かったのでまたやりたいです」「緊張しすぎて学年を言うのを忘れちゃいました」、「ラジオに出ることが夢だったのですごくうれしかったです」、保護者からは「災害時のラジオの利用について興味が沸きました」「避難するときにはラジオを持って行くようにします」「盛りだくさんな内容で、電波についていい勉強となりました」「難しい作業も丁寧に教えてくれたので良かったです」といった感想が寄せられました。
会場の様子
News2:長野県総合防災訓練で臨時災害放送局の開設・運用訓練等を実施します
1 訓練日時
令和5年10月22日(日) 午前9時から12時40分まで
2 訓練場所
中野市防災広場(長野県中野市小舘159番地2)
3 訓練内容
(1)臨時災害放送局の開設・運用訓練
長野県総合防災訓練において、テレビ北信ケーブルビジョン株式会社の協力を得て、臨時災害放送局の開設・運用訓練を実施します。
訓練に使用する無線局の概要は、次のとおりです。
識別信号 |
JS2ZB しんえつりんさいえふえむじっけん1 |
送信周波数 |
89.2MHz |
防災訓練に参加の皆様をはじめ、お近くにお越しの方もFMラジオで訓練の様子をお聞きください。
(2)災害対策用通信機器等の展示・広報
・移動通信機器等の展示・説明
災害の発生・復旧対応で通信手段を必要とする場合に、地方公共団体等に貸し出すことができる移動通信機器等を展示し、災害発生時等の通信手段の確保について説明します。
・移動電源車の展示・説明
災害により通信・放送設備の電力供給が途絶し、電力供給を必要とする場合等に、地方公共団体や関連事業者等に貸し出すことができる移動電源車を展示し、災害による電力供給の確保を支援する当局の取り組みを説明します。
連絡先電話番号
放送課:026−234−9938
防災対策推進室:026−234−9961
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