令和6年12月20日(金)に、新潟ユニゾンプラザ(新潟県新潟市中央区)において、新潟県サイバー脅威対策協議会第11回総会が開催されました。
この「サイバー空間の脅威に対する新潟県産学官民合同対策プロジェクト推進協議委員会」は、平成25年8月23日に関係事業者や関係機関・団体等の緊密な連携・協力を図り、サイバー空間の安全の確保に向けた総合的な対策を推進するため設立した非営利団体で、サイバー空間における脅威が年々深刻化する中、政府が行う諸対策に加え、新潟県の産学官民が緊密に連携・協力し、社会全体でサイバー空間の脅威に立ち向かうため、それぞれの社会的立場に応じた役割を発揮しながら、当協議会の諸活動を通じて、県民が安全にインターネットを利用できる環境の構築を目指しているものであり、当局も参画しております。
(参考URL:
https://www.cyber.niigata.jp/)
今回は、総会において、役員等変更、活動報告、活動計画の議事があり、終了後には有識者講演会が実施されました。
1つ目は、株式会社ディー・エヌ・エー システム本部セキュリティ部サイバーアナリスト 松本 隆 様から、「ダークマーケットの基礎と盗まれた個人情報の価値」のご講演をいただきました。
2つ目は、独立行政法人情報処理推進機構(IPA) セキュリティセンター 普及啓発・振興部 普及啓発グループ主幹 佐藤 栄城 様から「最近のサイバー情勢と情報セキュリティ対策」のご講演をいただきました。
非合法の情報が集まってくるダークウェブの存在、サイバーセキュリティの現況、等の講演いただいた最新情報は、ご参加いただいた100人近くの皆さまに、大変有意義なものとなりました。
信越総合通信局では、「信越地域の住民が安全・安心に暮らせる環境の構築」に向けて、今後も地域との連携、施策展開を推進してまいります。