トピックス(令和7年2月20日掲載)
サイバーインシデント演習in長野を開催しました
令和7年2月17日(月)に、JA長野県ビル(長野県長野市)において、信越総合通信局は、信越サイバーセキュリティ連絡会及び信越情報通信懇談会と共催で、サイバーインシデント演習in長野を開催いたしました。
ICTの技術革新とともにサイバーアタックは年々高度化しており、企業、団体、行政への重大かつ深刻な脅威となっています。このような状況下において、サイバーアタックに対応する人材育成は重要であり、またどのようなスキルを持つべきかという問題も生じてきています。従来の大企業のみがターゲットとなる時代ではなく、取引先、請負先の中小企業等も鉾先となってきており、経済安全保障のみならず国家安全保障としての対応が必要な時代となっています。
今回のカリキュラムは3部構成といたしました。
講師には、株式会社川口設計 代表取締役 川口 洋 様からご教授いただきました。
第1部の講演は、「サイバー攻撃から事業を守るためにやるべきこと」と題して、最近のインシデント事例等の紹介とともに、被害拡大を最小限とするためのインシデント対応についてご講演いただきました。
第2部の実機演習では、パーソナルコンピュータを使用してのクイズ形式で演習が行われました。
第3部の机上演習では、インシデント発生のシミュレーションを参加者がグループディスカッションしながら考察していく演習が行われました。
ご参加の皆さまは、実践的なサイバーアタックへの対応について、活発に議論して学ぶともに、各々の職場でも同様の立場にあることから、名刺交換等のご挨拶で横の繋がりの大切さも築くことが出来たようです。
信越総合通信局では、「信越地域におけるICTによる安全・安心なくらしの実現」のひとつとして、これからも「サイバーセキュリティ」を重点的に取り組み、全力で推進してまいります。
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会場の様子 |
川口 洋氏 |
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グループディスカッションの様子 |
連絡先
サイバーセキュリティ室
電話 026−234−9961
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