「令和8年度孤立集落防災訓練」に参加
〜衛星通信を活用した映像伝送により、孤立集落との通信確保を検証〜
令和8年10月28日
東北総合通信局(局長:新田隆夫)は、10月16日(金)に秋田県仙北市で実施された「令和8年度孤立集落防災訓練」(主催:内閣府、秋田県及び仙北市)に参加しました。
本訓練は、令和7年8月の記録的大雨により桧木内川(ひのきないがわ)の氾濫や浸水などで甚大な被害を受けた仙北市上桧木内地区で行われました。
大雨による土砂崩れで民家が被災し、上桧木内地区へ通ずる道路も通行できない中、同地区が孤立状態となり、さらに通信が不安定となる状況を想定し、孤立地域における住民避難や救援活動を円滑に行うことを目的に実施されました。
訓練には、内閣府、秋田県、仙北市をはじめ、自衛隊、海上保安庁、警察、消防、通信事業者など23機関の230人余りが参加し、避難所開設・運営訓練、救援物資・人員等輸送訓練、現地情報等伝達訓練、災害対策本部訓練などの実践的な訓練が行われました。
当局は、通信事業者等と連携した「現地情報等伝達訓練」及び「災害対策本部訓練」に参加しました。孤立地域内に設置された現地調整所と仙北市災害対策本部との間に衛星インターネット機器(スターリンク)等を活用した通信環境を構築し、避難所の状況や被害情報を映像によりリアルタイムで共有するとともに、孤立地域からの被害状況や支援要望などを災害対策本部へ伝え、迅速な状況把握と応急対策の検討につなげる一連の手順を検証しました。
近年、豪雨災害や土砂災害等により道路が寸断され、集落が孤立する事例が全国各地で発生しており、孤立地域における通信手段の確保は、被災者支援や防災関係機関の連携に不可欠となっています。
今回の訓練を通じて、衛星通信を活用した映像伝送による情報共有の有効性を確認するとともに、関係機関との連携を深めることができました。
当局としては、今後も自治体や関係機関との連携を深め、災害発生時における通信確保と地域防災力の向上に取り組んでまいります。
連絡先
東北総合通信局
防災対策推進室
TEL 022-221-4333
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