「葛巻町情報通信基盤施設完成記念式典」開催

　本式典は、平成20年度から順次取り組んできた総務省補助事業の地域イントラネット基盤整備事業、地域情報通信基盤整備推進事業、災害に強い情報連携システム構築事業などの情報通信基盤施設の整備が本年度完了したことを記念して開催されたもので、東北総合通信局、岩手県、岩手県立大学、地元関係者など約100名の参加がありました。

　式典では、鈴木重男葛巻町長より「今後のまちづくりに情報通信基盤を駆使し、行政サービスの向上を図りながら、多くの町民が安心・安全に暮らし続けることができる環境の構築と、山村のモデルとなるまちづくりを目指していく」旨の式辞が述べられました。

　式辞の後、来賓の奥英之東北総合通信局長より「町全域の光ファイバ整備により、ブロードバンド環境整備と地上デジタル放送の視聴環境整備を同時に実現するとともに、この光ファイバを防災情報の伝達や携帯電話エリアの拡大などにも有効活用することにより、複数の地域課題を情報通信基盤の一体的整備により同時に解消するという理想的な取組であり、今後とも有効活用していただきたい」旨の祝辞が述べられました。続いて、来賓の千葉茂樹岩手県副知事よりご祝辞をいただきました。

　最後に、柴田義孝岩手県立大学副学長（※）から「情報通信基盤を活用した安心・安全なまちづくり」と題する記念講演が行われました。