昭和60年版 通信白書

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第4節 国際環境の変化と通信行政

 我が国社会経済の国際化の進展に伴い,国際社会における我が国の地位は著しく向上し,それに従って,その地位にふさわしい国際的責任を果たすことが求められつつある。また,将来の国際環境をとらえると,世界各国の政治経済等あらゆる面で相互依存関係が深まっていくものと予想される。
 通信は,時間と距離を超えた国際間の接触を可能にするものであり、国際間の相互理解,協調を深める上で,今後ますます重要な役割を果たすことになると考えられる。
 他方,通信自体についても,経済摩擦,通信方式の標準化,南北間の情報格差等の国際的な諸問題が生じてきており,先進諸国との関係調整や開発途上国の社会・経済開発に対する国際協力といった課題が生じてきている。

 

 

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