行政相談FAQ(電波環境)

よく相談される主な質問をまとめていますので、相談される前にご覧下さい

質問集

質問と回答集

Q1:狩猟におけるドックマーカー(猟犬用発信機)の使用について
A1:現在、販売されているドックマーカーは、主にアマチュアバンドの周波数で電波を発信するためアマチュア無線局等に混信を与えています。ドックマーカーは、出力も大きく電波法第4条に規定する免許が不要な微弱電波の無線局には該当しません。
また、アマチュア無線用としても許可されませんので、これらの機器について使用した場合は、電波法違反になります。
関東総合通信局では、管内自治体の狩猟関係担当課を通じて狩猟登録者に対して指導を行っているところであり、また、狩猟期においては、猟場において周知・啓発活動並びに移動監視等を実施し、不法無線局等に対する指導を実施しているところです。

質問へもどる▲

Q2:ラジオ、テレビ、パソコン等に、大きな声や会話が飛び込んで困っています。近くを通ったトラック等に搭載された不法無線が原因ではないか。
A2:トラック等の大型車両に設置された、主に不法市民ラジオから発射された電波が原因と推定される、テレビ、ラジオ、その他の電気機器への障害を訴える苦情申告が多数寄せられています。特に幹線道路沿いにお住まいの方々からの苦情申告が多い傾向にあります。当局では、苦情申告の多い地域の警察署に要請して、路上での共同取締りを行っております。
なお、不法市民ラジオを設置していると思われるトラック等を確認した場合は、車両ナンバー、日付、時刻、場所、アンテナの形状等をご連絡頂ければ、設置者に対して別途指導等を行うことができますので、ご協力をお願い致します。

質問へもどる▲

Q3:携帯電話の電波が弱く使えないので、市販されている電波中継器、回線補償器などを使用したいが、どのようなことに注意すればよいか。
A3:最近、携帯電話等の電波が届かない地下やビル内の店舗等でも携帯電話等を使用できるようにする装置が「電波法準拠の商品」、「電波は微弱であり電波法等の問題はない」「無線設備には当たらないので、設置に特別な許可はない」等の説明の下に販売されています。
これに伴い、これらの装置を使用することにより、近隣一帯で携帯電話や他の無線通信が利用できず、重大な混信・妨害が発生していると言った申告が、数多く寄せられております。
これらの装置は、ほとんどが電波法に規定している「著しく微弱な電波」の基準に該当しないことが現在確認されており、許可なく設置、運用された場合は、不法無線局として電波法の罰則の対象となります。
関東総合通信局では、これら装置の設置が確認できた場合は、設置者、運用者又はビル管理者に対して装置の設置と運用を中止するよう注意するとともに、撤去するよう指導を行っております。再三の指導にも関わらず使用を止めない場合は、告発することも検討しています。
詳しくは、お知らせをご覧下さい。

質問へもどる▲

Q4:外国から輸入された無線機又は外国で購入した無線機を使用する場合に、注意すればよいことはなんですか。
A4:最近、一部の店舗、通信販売業者、インターネット等において、外国から輸入された無線機が販売されております。また、外国で購入した無線機を国内に持込むケースも多くなっています。
その中には、日本の電波法令で定める技術基準に合致せず、使用すると電波法違反に該当する無線機があります。
詳しくは、ホームページのコンテンツをご覧下さい。

質問へもどる▲

Q5:国道沿いで、パソコンのスピーカーから、不法無線局(CB)等の音声が聞こえる。なんとかしてほしい。
A5:ノイズフィルターを取り付けることをお勧めします。
不法無線局の撲滅については、鋭意努力をしているところであります。
しかし、現在においても、不法無線局が存在していることは事実です。このような障害を取り除くには、障害電波の発射源を取り除くことが一番早い近道ですが、取り除くまでの間この障害が続くことになります。また、新たな障害源が発生する可能性も考えられます。そこで、この様な雑音源が存在しても、障害が生じないように電子機器自らのイミュニティーを高めることが必要です。
パソコンを一般事務所やご家庭等でお使いになる場合の電源は、商用交流を使用するのが一般的です。この商用交流は、電柱等の架線等を通じて屋内に引き込まれているため、この電線がアンテナの役目をし、電灯線ラインからこれらの信号が入感して、障害を引き起こす場合があります。このため、電源ラインやオーディオラインに、ノイズフィルターを取り付けて雑音の低減又は排除をすることができます。ノイズフィルターは、それぞれの特性に合ったものが発売されていますので、カタログ、取扱説明書等をよくご確認の上お使いになることをお勧めします。
ノイズフイルターの画像
ノイズフイルター画像1 ノイズフイルター画像2

質問へもどる▲

Q6:携帯電話を家の中で使用していると突然切れることがありますが、外来電波による影響でしょうか。家の中では、場所によって、違いますが、電波の強さの表示が2本だったり、1本だったりします。また、電池が早くなくなるのは何故でしょう。
A6:携帯電話の端末を電波の強い場所で使用することをお勧めします。
基地局からの電波の強さは、携帯電話の端末画面のアンテナマークのバーの本数で表示されています。バーの本数が1本や2本の時は電波が弱いことを表しています。
携帯電話の端末は、自動的に電波を発射して、加入している携帯電話の基地局を探し出そうとします。基地局からの電波が弱いと連絡がとれず、回線が切れしまうことがあります。携帯電話の端末の近くに基地局が無いかあるいは到来電波が弱い時には、頻繁に電波を発射して基地局を探すため、電池の消耗が早くなります。
このため、携帯電話の基地局からの電波が強い場所で携帯電話の端末を使用することをお勧めします。

質問へもどる▲

Q7:コードレス電話に雑音が入って困っています。どうしたらよいか。
A7:コードレス電話の親機及び子機を他の電気器具等から離してお使い下さい。
まず、自分の家の電気器具(テレビやパソコン等)から離してお使い頂くようお願いします。これでも、改善されない場合は、自分の家の中にある電気器具を全て停止(コンセントから抜けるものは抜く)させて、一つずつ電源を入れていくと、障害の発生原因を見つけることが出来る場合があります。原因は、蛍光灯や電子器具によるもの等いろいろなケースが考えられますが、最近では、ADSLモデム等からのノイズによるものも報告されています。ADSLの電源及び回線ライン等にコモンモードフィルター(ノイズフィルター)等を付加することにより、除去することが出来る場合があります。

質問へもどる▲

Q8:AMラジオに雑音が入って困っています。どうしたらよいか。
A8:感度のよい場所でお聞き頂くことと、他の電気器具から離し使用して下さい。
AMラジオは、電波が弱いところでは、「ザーッ」という雑音が発生します。このため、比較的感度のよい窓際等でお聞きいただくか、別にアンテナをお付け頂くことをお勧めします。
また、家庭内の電気器具(テレビやパソコン等)から離してお使い頂くようお願いします。
障害源を調べるためにラジオを乾電池等でお使い頂き、可能であれば、家の電源ブレーカーを全部落として、雑音の発生の有無を確認することにより、自分の家の中からの雑音なのか外からの雑音なのかを確認することが出来ます。
宅内の家電器具の電源を一つずつ入れていくことにより、どの電気器具からの雑音なのかを確認することが出来ます。
また、電車の線路際等では、雑音を低減することは出来ても、止めることが出来ない場合もあります。

質問へもどる▲

Q9:テレビの画面がまっ黒になったり。ブロックノイズ(モザイク状になり停止する状態)になったりして見えなくなる。なんとかしてほしい。
A9:テレビへの障害については、こちら[放送受信障害のFAQ]を参照してください。

質問へもどる▲

Q10:新聞や雑誌などで、ごくわずかな電波でも健康に悪影響があるという記事をよく見かけるが、それは本当ですか。
A10:熱作用が生じない弱いばく露レベルであっても、健康への悪影響を示唆する研究報告があることは確かですが、現在まで実験で再現されたものはなく、証拠として認められていません。WHOも国際的なガイドラインに示される基準値以下のばく露レベルで、健康への悪影響を示した研究はないという見解を公表しています。

質問へもどる▲

Q11:近所に携帯電話の基地局が設置されるという話があるが、人体への影響が心配だ。
A11:人体への影響はありません。携帯電話基地局から発射される電波の強さは電波防護指針の基準値を十分下回るレベルとなっております。
携帯電話基地局のアンテナは、水平方向又は若干水平線より下向きに電波を発射するようにしており、真下にはあまり電波を発射しておりません。また、建物の内部では、電波は壁や屋根によって吸収・反射されるので、電波の強さは基準値をさらに下回ります。

質問へもどる▲

Q12:高周波利用設備とは何ですか、また必要な手続きは。
A12高周波利用設備につきましては、 こちらをご覧ください。

質問へもどる▲

前の画面に戻る

ページトップへ戻る