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「電波規正用無線局とJARLガイダンス局の連携運用」を実施 令和7年2月20日

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「電波規正用無線局とJARLガイダンス局の連携運用」を実施 令和7年2月20日
 
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 沖縄総合通信事務所は、2月20日(木)、一般社団法人日本アマチュア無線連盟(JARL)沖縄県支部(支部長:波平 元範)と合同で、総務省の電波規正用無線局※1とJARLのガイダンス局※2による連携運用を、名護市及びその周辺を対象に実施しました。
 本運用は、アマチュア無線局の違反運用者に対する指導・警告を行うことでアマチュア無線局の適正な運用確保を図ることを目的としています。
 対象周波数は144MHz帯及び430MHz帯とし、識別信号不送出、使用区分違反、目的外通信などについて指導等を行いました。
 連携運用は、初めにガイダンス局による違反運用を行うアマチュア無線局検知(受信)し総務省DEURASにより位置を推定、ガイダンス及び規正電波の送信範囲内と判断された場合は、ガイダンス局による広報を実施しました。その後も違反運用が改善されない場合は規正用無線局で指導・警告を行いました。
 名護市内の標高が比較的高い場所にて規正用無線局とガイダンス局を展開、広報及び指導・警告を鋭意実施しました。出現はほぼダンプトラック運転手と思料、多くはガイダンス局広報で停波、間をおいて通話継続する者には規正用無線局で警告するなどした結果、通話停止や通話に改善が見られるなど効果が確認されたところです。
 沖縄総合通信事務所では引き続きJARL沖縄県支部との連携運用を実施するなど、適正な電波利用環境の保護に努めてまいります。
※1 総務省が開設する無線局で違反運用を即時に停止するよう違反運用者に対して警告メッセージを送信するもの。
※2 JARLが開設する無線局で違反運用者に対して適正な運用を行うよう広報メッセージを送出するもの。

 

 

「医療機器安全管理基礎講習会」を開催 令和7年2月9日

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「医療機器安全管理基礎講習会」を開催 令和7年2月9日 
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  沖縄地域の医療機関における電波利用推進協議会(事務局:沖縄総合通信事務所監視調査課)は、2月9日(日)、沖縄県臨床工学技士会との共催で「令和6年度医療機器安全管理基礎講習会」を沖縄県立宮古病院において開催しました。
 医療機器安全管理責任者や若手臨床工学技士を対象に計五つの講演があり、二つの講演について、同協議会のハンズオン支援(専門家派遣等を通じた人的支援)として次のとおり支援しております。
 国立大学法人佐賀大学理工学部の花田教授(電波環境協議会医療機関における電波利用推進副委員長)から「医療への無線通信導入に関する諸問題とその対策〜無線LANを中心に〜」と題し、病院における電波利用の現状やトラブル原因、無線LAN導入時の注意点、チャンネルや電磁環境などの電波管理の重要性などを講演いただきました。
 医療法人徳洲会南部徳洲会病院の赤嶺技士長(沖縄県臨床工学技士会会長、沖縄地域の医療機関における電波利用推進協議会会長)から「心電図モニタの管理体制と実際の電波トラブル事例」と題し、心電図モニタのアンテナシステムや送信機の種類、ゾーン管理やチャンネル管理の方法、電磁環境調査結果などを踏まえた心電図モニタリング改善取組事例などを講演いただきました。
 沖縄総合通信事務所及び沖縄地域の医療機関における電波利用推進協議会は、関係者と連携しながら、引き続き医療機関における安心・安全な電波利用の推進に取り組みます。

 

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