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松山市においてクラウドに関する講演会を開催
≪クラウド化で社会はどう変わるのか?≫

 四国総合通信局及び四国情報通信懇談会は、平成26年4月22日(火)、愛媛県松山市において、クラウドに関する講演会を開催しました。本講演会は、四国情報通信懇談会総会記念講演会及び情報通信月間参加行事として行いました。

 松山市発祥のサイボウズ株式会社 青野慶久(あおの よしひさ)代表取締役社長を講師に迎え、「クラウド化で社会はどう変わるのか?」と題し、6千社以上のクラウド顧客の実績を踏まえ、企業を超えて情報が共有されることでどのような社会変化が起きるのかについて事例を交えて御講演いただきました。

 写真:青野慶久(あおの よしひさ)講師
 青野慶久(あおの よしひさ)講師

 最初に、クラウドを活用することにより、従来、企業が業務用システムを構築する際に必要とした、ハード面からは、利用の継続や拡大に伴うハードの増強、システムにおける緊急対応、日々のセキュリティ改善対応など、ソフト面からは、バージョンアップ及びバックアップ作業が必要なくなるといったメリットが挙げられました。

 また、広告や音楽業界をはじめ、情報産業における業界再編が進んでいる中、クラウド化により、今後、企業システム構築においても高くて遅い「家内制手工業」から簡便強固な「機械制大工業」へ変化していくことが話されました。

 続いて、平成23年11月に発売を開始したWebアプリケーションサービス「kintone」を活用した事例として、来場者へのサービス充実で経営改善を図る西部ライオンズや、情報共有者拡大により組織を超えたチームワークを可能とした訪問介護事業の関西などが紹介されました。IDを付与された特定の方が情報を共有し、コミュニケーションとタスク管理機能を付加し、これらの業務システムに必要な要素をクラウド上でプラットフォーム化することで、コスト削減やスピード向上、更には「組織の垣根」を超えた新たなサービスの可能性につながることが挙げられました。

 写真:講演会の様子
 講演会の様子

  本講演会には約120名が参加され、本アプリを活用する際の動画や音声の共有方法、今後プレイヤーが増加する中でのクラウド連携などについて質問が出され、変化に継続して対応可能な新たなサービスプランのヒントをいただく機会となりました。(総務部総務課)

 クラウドに関する講演会の詳細レポート

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