INFO・NET信越 Vol.139 (平成26年7月7日発行)
News1:親子ラジオ工作教室を新発田市において開催
−災害時に役立つラジオの工作と番組生出演−
【実施日】 平成26年6月29日(日) 9時30分〜12時30分
【実施場所】 新発田市生涯学習センター及びエフエムしばた(新潟県新発田市)
【実施概要】
信越総合通信局は、信越情報通信懇談会、新潟県電波適正利用推進員協議会、株式会社エフエムしばたと共催で、「親子ラジオ工作教室」を開催、会場となったエフエムしばたのスタジオなどに親子8組14名が参加しました。
この取り組みは、信越総合通信局が自治体や放送事業者などとともに推進している「防災・減災のための放送・ネット利用行動計画」の一環で企画・開催しているものです。本行動計画は、被災した方々などへの情報伝達手段の一つとして臨時災害FM放送局を直ちに開局するための体制づくりを柱としていますが、一方で、情報を受ける側である住民の皆さんが災害時におけるラジオの重要性に対する認識を高めていただくことも必要なことから、このような催しを実施したものです。
工作教室では、新潟県電波適正利用推進員から、電波の仕組みや正しい使い方などについて説明を受けた後、ラジオの工作に入りました。慣れない半田ごてによる部品の取り付けに、子供たちだけでなく親も悪戦苦闘しましたが、全員が完成、ラジオ放送を受信することができ、とてもうれしそうでした。
その後、エフエムしばたの放送設備やスタジオなどを見学した後、子供たちがスタジオに入り、特別番組に生出演しました。初めての経験に緊張しながらも、アナウンサーの質問に対して全員が自分の言葉で元気に答えていました。保護者の皆さんも子供たちの番組出演の様子を見て、また、ラジオから流れる子供たちの声に大変楽しそうでした。
参加者からは、ラジオの工作について「初めての半田付けだったけど、慣れてきたら楽しかった」「最初はできないかもと思ったが、出来上がった時はすごくうれしかった」などの子供たちの感想や、「子供がとても興味を持って取り組んでいたのが良かった」という親の感想、また番組への生出演に関しては、「最初は心臓がドキドキしたけど、しゃべったら緊張がほぐれた」「子供の普段見られない様子を見ることができ、良かった」など、素直な感想も聞かれ、親子で参加して楽しかった様子が感じられました。
7月中旬には、長野県のコミュニティFM放送局「エルシーブイ」でも、同様の催しを開催する予定です。
夢中でラジオ工作に取り組む親子
ラジオ生番組に出演する児童
連絡先
企画調整課
電話 026−234−9940
News2:「信書便制度に関する説明会」を長野市と松本市において開催
【実施日・実施場所】
平成26年6月26日(木)14時00分〜15時30分/信越総合通信局(長野県長野市)
平成26年6月27日(金)14時00分〜15時30分/松本市駅前会館(長野県松本市)
【実施概要】
信越総合通信局は、6月26日に長野市内、27日に松本市内において「信書便制度に関する説明会」を開催しました。
平成15年4月に「民間事業者による信書の送達に関する法律」(略称:信書便法)が施行され、日本郵便株式会社以外の民間事業者でも信書の送達が可能になっています。
一般信書便事業への参入はないものの、特定信書便事業への参入は増加を続けており、平成26年6月末現在で全国415者、信越管内では9者が特定信書便事業に参入しています。
また、特定信書便の総引受通数については、平成24年度には約1,041万通(対前年度比約1.3倍)に、また、売上高については約106億円(対前年度比約1.2倍)と、順調に拡大してきています。
説明会では、まず、「信書について」と題して、総務省情報流通行政局郵政行政部郵便課から、信書とは何か、ダイレクトメールの信書性などについて、具体的事例を挙げながら説明を行いました。続いて、「信書便制度の概要」、「信書便事業の参入手続き」と題して、信越総合通信局信書便監理官から、信書便のサービス事例や申請手続などについて説明を行いました。
今回は、長野県内の上場企業、運送事業者、自治体、病院関係機関などの担当者の皆様に参加いただきました。
信越総合通信局では、引き続き、信書便制度に関する周知を行い、信書の送達に関し適正な利用の促進を図るとともに、信書便事業へ参入を希望している事業者に対して適切に対応していきます。
長野会場で講演する総務省情報流通行政局郵政行政部郵便課の渡部課長補佐
説明会の様子
松本会場で講演する総務省情報流通行政局郵政行政部郵便課の丸山制度係長
連絡先
信書便監理官
電話 026−234−9932
News3:8月に実施される無線従事者の養成課程について
信越総合通信局管内(新潟県と長野県)で平成26年8月に実施される無線従事者の養成課程※についてお知らせします。
※無線従事者として求められる知識・技能の習得を目的とした講習であり、基準に適合していることについて総合通信局長が認定したものです。
養成課程の受講者は、講習を修了することにより国家試験を受けることなく無線従事者資格を取得できます。
対象資格 |
実施期間 |
実施地 |
認定施設者
(実施する者) |
問い合わせ先 |
第三級アマチュア無線技士
(注)第四級アマチュア無線技士等の資格所有者が対象 |
平成26年8月9日 |
長野県
岡谷市 |
株式会社キューシーキュー企画 |
養成課程講習会担当
電話 03-5431-5732 |
第四級アマチュア無線技士 |
平成26年8月9日から
平成26年8月10日まで |
新潟県
南魚沼市 |
一般財団法人日本アマチュア無線振興協会 |
養成部
電話 03-3910-7210 |
連絡先
航空海上課
電話 026−234−9967
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