INFO・NET信越　Vol.311 （令和2年6月15日発行）

【実施日】 令和2年5月25日（月）13時〜14時40分
【実施概要】
   信越総合通信局は、国立大学法人信州大学教育学部、安心ネットづくり促進協議会及び信越情報通信懇談会と協力して、将来の学校教育を担う信州大学教育学部の学生に対し、情報モラル教育（ICTメディアリテラシー）に資するための講義を実施しております。
　今回の講義は、信州大学教育学部2年生向けの「教育内容・方法論」（担当：安達 仁美 准教授、森下 孟 准教授）の授業において、グリー株式会社の小木曽 健氏、LINE株式会社の浅子 秀樹氏を講師に迎え、それぞれ約45分間、新型コロナウイルス感染症対策として「3密」を避ける観点からオンライン形式で行いました。管内では初めてのオンライン講義となります。
   冒頭、信越総合通信局の太田電気通信事業課長から、子どもたちを保護・教育・指導する立場にある方々に対してのインターネットの安心・安全利用に関する啓発の重要性について挨拶をしました。そして、小木曽講師からは、実際の炎上事例を取り上げながら、生徒に伝えるべき「インターネット利用で失敗しない方法」について講義いただきました。また、浅子講師からは、子供のネット利用状況の特徴やトラブル発生時の対応フロー、情報モラル教育の継続の重要性について講義いただきました。
   受講した学生からは、「自分が教師としてどのようなことを指導しなければならないのか大きな方向性がつかめた。」、「自らのネット利用についても見直すよいきっかけとなった。」といった声を聞くことができました。

※安心ネットづくり促進協議会について
　利用者、産業界、教育関係者、有識者などが一丸となって、インターネットの利用環境を整え、青少年のより良いネット利用を推進する組織として、平成21年2月に設立された非営利団体であり、全国各地で安心・安全なインターネット利用についての啓発活動や最新のインターネットの利用状況を踏まえた課題に対する調査研究活動を行っています。文部科学省の「子供のための情報モラル育成プロジェクト」への協力等、関係諸団体とのキャンペーン活動にも積極的に関与しています。

【関連報道発表】
信州大学教育学部の学生に対する情報モラル教育の実施 〜管内初のオンライン講義での実施〜（令和2年5月15日付け）
 

オンライン形式による太田電気通信事業課長挨拶

　信越総合通信局管内（長野県）で令和2年7月に実施される無線従事者の養成課程※についてお知らせします。

※無線従事者として求められる知識・技能の習得を目的とした講習であり、基準に適合していることについて総合通信局長が認定したものです。
    養成課程の受講者は、講習を修了することにより国家試験を受けることなく無線従事者資格を取得できます。
 

対象資格	実施期間	実施地	認定施設者 （実施する者）	問い合わせ先
第三級陸上特殊無線技士	令和2年7月19日	長野県 松本市	株式会社キューシーキュー企画	養成課程講習会担当 電話 03-5431-5732

  養成課程を修了した後に行う無線従事者免許証の申請手続きは、こちらをご覧ください。