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INFO・NET信越 Vol.317 (令和2年9月15日発行)

News1:「無線LANにおける5.6GHz帯周波数の上空利用に関する調査検討会」を開催

【開催日時】 令和2年8月28日(金)13時30分から17時まで
【開催場所】 JA長野県ビル(長野県長野市)
【概要】
 信越総合通信局は、長野市内において、「無線LANにおける5.6GHz帯周波数の上空利用に関する調査検討会」の初会合を開催しました。
 近年、上空から情報を得る有効な手段として、小型無人航空機(ドローン)が多く利用されており、平成28年には上空での利用が可能な5.7GHz帯の無人移動体画像伝送システムが制度化されています。ただし現行では、その利用には無線局免許の取得や無線従事者の確保などあらかじめの準備が必要となっています。
 一方、5.6GHz帯無線LANは免許が不要で簡易な運用が可能ですが、制度化の際には上空での利用は想定されていませんでした。
 今回の調査検討会では、5.6GHz帯無線LANを上空利用する場合を想定して、必要な技術試験を行った上で、5.7GHz帯無人移動体画像伝送システムとの共用の可能性を検討します。
 本検討会の委員は、学識経験者、無線機器製造事業者、ドローン運航関係者等の10名で構成し、座長には国立大学法人新潟大学工学部の佐々木重信教授が、座長代理には信州大学工学部の田久修准教授が選ばれました。
 初会合では、活発な論議のもと調査検討会の方向性や必要な検討項目等を確認し、今後は、机上シミュレーションによる技術検討や実機を使った実証実験等を行い、令和3年3月までに検討結果をまとめる予定です。

【関連報道発表】
5.6GHz帯無線LANを上空で利用するための調査検討を開始 〜上空からの情報収集を容易に実現するために〜(令和2年8月27日付け)
 

検討会の様子

連絡先

電波利用企画課
電話 026−234−9940

News2:令和2年10月に実施される無線従事者の養成課程について

 信越総合通信局管内(長野県及び新潟県)で令和2年10月に実施される無線従事者の養成課程※についてお知らせします。

※無線従事者として求められる知識・技能の習得を目的とした講習であり、基準に適合していることについて総合通信局長が認定したものです。
    養成課程の受講者は、講習を修了することにより国家試験を受けることなく無線従事者資格を取得できます。
 
対象資格 実施期間 実施地 認定施設者
(実施する者)
問い合わせ先

第三級陸上特殊無線技士
 
令和2年10月14日 新潟県
新潟市
公益財団法人日本無線協会 信越支部
電話 026-234-1377

第三級アマチュア無線技士※
 
令和2年10月4日 長野県
松本市
株式会社キューシーキュー企画 養成課程講習会担当
電話 03-5431-5732

第四級アマチュア無線技士
 
令和2年10月10日〜11日 長野県
松本市
株式会社キューシーキュー企画 養成課程講習会担当
電話 03-5431-5732

第三級アマチュア無線技士※
 
令和2年10月18日 新潟県
三条市
一般財団法人日本アマチュア無線振興協会 養成部
電話 03-3910-7210
  ※ 第四級アマチュア無線技士(相当資格を含む)の資格取得者

 

連絡先

航空海上課
電話 026−234−9967

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