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INFO・NET信越 Vol.212 (平成28年10月26日発行)

News1:「山岳・雪崩等遭難者電波探索システムのための周波数有効利用技術に関する調査検討会」第2回会議を開催

【開催日】平成28年10月20日(木曜日) 14:00から16:30
【開催場所】JA長野県ビル(長野県長野市)
【開催概要】
 信越総合通信局は、「山岳・雪崩等遭難者電波探索システムのための周波数有効利用技術に関する調査検討会」の第2回会議を長野市内で開催しました。
 今回の第2回会議では、事務局より電波暗室での無線装置の電気的特性を測定した結果について報告があり、また、屋外での実証実験の報告として、長野県北安曇郡白馬村での雪のない環境、並びに、長野県木曽郡木曽町での火山灰下に埋設された状態での電波伝搬特性の測定及び調査等の結果が報告されました。
 その後、これまでの実証実験の結果を踏まえ、冬季に実施する雪氷環境下での実証実験の実施方法について提案がなされ、委員からは「積雪20mの深さまでの探索の実験はできないか」との意見や、「粉雪や水分を多く含んだ状態の雪等、雪の状態を踏まえた評価が必要ではないか」との補足意見が出されました。
 また、既設無線局の運用への影響を検討する周波数共用検討の中間報告があり、実証実験で得られたデータを参考に共用条件の整理を進めていくとの報告がありました。
 今後は、実証実験や実務者会議における詳細な検討を踏まえ、冬季に公開実証試験を行い、年度内に第3回会議を開催して調査検討結果をとりまとめる予定です。

【参考リンク】第1回調査検討会の開催
https://www.soumu.go.jp/soutsu/shinetsu/sbt/info/infonet204.html#News1

調査検討会の座長笹森准教授(信州大学)

調査検討会の様子

木曽町での火山灰の電波伝搬特性の調査の様子

白馬村での屋外試験の様子

連絡先

企画調整課
電話 026−234−9940

News2:『外国規格の無線機器』に関するラジオコマーシャル放送決定

 信越総合通信局管轄地域(長野県及び新潟県)の県域ラジオ5社で、「外国規格の無線機器」に関するラジオコマーシャルの放送を行います。
 
 昨今、外国人旅行者やインターネット通信販売などで、外国規格の無線機器が日本国内に持ち込まれて使用されたり、販売されたりしています。
 これらの無線機器は、そのほとんどが日本国内で使用すると、警察や消防などの重要な無線通信に妨害を与える可能性があるため、使用することはできません。
 本件ラジオコマーシャルは、これらの無線設備を使用しないよう周知啓発を行うものです。
 なお、本件に係る無線機器の詳細はこちら別ウィンドウで開きますをご覧ください。

1.コマーシャル放送を行う放送局
 <長野県>    信越放送(SBCラジオ)、長野エフエム放送(FM長野)
 <新潟県>    新潟放送(BSNラジオ)、エフエムラジオ新潟(FM新潟)、新潟県民エフエム放送(FM PORT)

2.放送予定
 11月の毎週土曜日、日曜日及び祝日
 詳しい放送予定時間はこちらPDFをご覧ください。

3.ラジオコマーシャルの放送内容
 今、外国規格の無線機がインターネットなどで売られたり、外国から持ち込まれたりしています。
 国内規格に適合しない無線機を使うと消防や警察などの重要無線に妨害を与えたり、電波法違反になる場合もあります。
 総務省信越総合通信局からのお知らせでした。

連絡先

監視調査課
電話 026−234−9945

News3:11月に実施される無線従事者の養成課程について(その2)

 信越総合通信局管内(新潟県と長野県)で平成28年11月に実施される無線従事者の養成課程※についてお知らせします。

※無線従事者として求められる知識・技能の習得を目的とした講習であり、基準に適合していることについて総合通信局長が認定したものです。
 養成課程の受講者は、講習を修了することにより国家試験を受けることなく無線従事者資格を取得できます。


対象資格 実施期間 実施地 認定施設者
(実施する者)
問い合わせ先
第三級アマチュア無線技士

(注)第四級アマチュア無線技士等の資格所有者が対象
平成28年11月27日 新潟県
南魚沼市
一般財団法人日本アマチュア無線振興協会 養成部
電話 03-3910-7210

連絡先

航空海上課
電話 026−234−9967

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