【実施日】 平成29年3月15日(水) 13時30分〜17時00分
【実施場所】 JA長野県ビル(長野県長野市)
【実施概要】
信越総合通信局は、3月15日に信越情報通信懇談会との共催、長野県の後援により、JA長野県ビル(長野市)において、「地域ICT利活用普及促進セミナー」を開催しました。
本セミナーは、総務省の施策や、生活に身近なICT施策を紹介することで、地域におけるICT利活用の普及促進を図ることを目的としています。
セミナーでは、最初に、総務省 情報流通行政局 地域通信振興課 地方情報化推進室 吉田室長から、「地域活性化に貢献するIoTについて」と題して、総務省の「地域IoT実装推進タスクフォース」のこれまでの取り組みと、その成果をもとに2020年までの達成すべき目標を設定した「地域IoT実装推進ロードマップ」及び「ロードマップ実現に向けた第一次提言」の公表、その実現に向け、関係省庁、地方自治体、民間企業、関係団体、大学、市民、NPO等による総合的推進体制の確立への対応について講演いただきました。
続いて、特定非営利活動法人HINT 井上理事長から、「旅人の視点で、信越地方のインバウンド戦略の可能性について」と題して、観光客が必要とする情報をいかに発信し、観光地としての魅力を向上させていくか、講演いただきました。
次に、富山県 経営管理部 情報政策課 荻布課長から、「TOYAMA Free Wi-Fiの整備推進について」と題して、富山県Wi-Fi整備推進協議会の設立に至った経緯やWi-Fi環境整備事業の推進、今後の課題等について講演いただきました。
最後に、新潟市 農林水産部 ニューフードバレー特区課 小出技師、株式会社NTTドコモ 第一法人営業部 農業ICT推進プロジェクトチーム 有本様から、「ICTで創る新しい農業・教育のかたち」と題して、水田でのセンサ活用及び学校教育田での教育利用と、ドローン活用による環境保安林の松枯れ被害調査について講演をいただきました。
当日は、地方公共団体、IT関連企業等約70名の方が参加され、関心の高さが伺えました。
総務省では、今後も、地域の方々からのご協力を仰ぎつつ、地域IoT実装のための各種施策の推進に取り組んでまいります。
セミナーの模様
連絡先
情報通信振興室
電話 026−234−9937