携帯電話・PHSの番号ポータビリティ(MNP:Mobile Number Portability)
MNPとは
MNP(Mobile Number Portability)とは、携帯電話・PHSの利用者が携帯会社を変更した場合に、電話番号はそのままで変更後の携帯会社のサービスを利用できる仕組みです。
MNPについては、携帯電話ポータルサイトにも掲載しています。
MNPのメリット
- 契約している携帯会社を変更しても電話番号が変わらないので、新たに電話番号を周知する必要がありません。
- 携帯会社同士の競争が促進され、MNPを利用しない人にとってもサービス向上が期待できます。
MNP利用の際の注意点
MNPを実施すると、変更前の携帯会社との契約は解除(解約)となり、変更後の携帯会社と新たに契約(新規契約)することとなりますので、以下の点にご注意ください。
- 現在契約している携帯会社が提供しているサービス(料金プラン・割引サービス等)は解約とともに終了となります。現在契約しているサービスによっては、スムーズにMNPができない場合があります。
- コンテンツプロバイダーが提供しているコンテンツや電子マネー等は引継ぎできない場合があります。
- 年間契約等の割引サービスを契約している場合は、解約に伴い、別途費用が発生する場合があります。
- MNP実施後もお使いの携帯電話端末を引続き使用する場合、携帯電話端末が移転先携帯会社の周波数に対応している必要があります。
利用の際の手続方法
MNPの方法には、ワンストップ方式とツーストップ方式があります。
ワンストップ方式(令和5年5月24日から開始)

- 移転先事業者(新たに契約する携帯会社)のウェブサイトでMNPワンストップでの契約を申し込みます。
- 移転元事業者(現在契約している携帯会社)のウェブサイトに自動で遷移し、マイページなどにログイン後、解約に関する重要事項説明が行われます。
- 解約確認が完了すると、再度移転先事業者のウェブサイトに遷移し、契約を進めます。
- 契約が完了して回線が切り替わると、移転元事業者との契約は自動で解約されます。
ツーストップ方式
- 移転元事業者(現在契約している携帯会社)にMNP予約番号番号の発行申請を行います。
- 移転元事業者から、解約に関する事前説明やMNPの手続に関する説明を受け、「MNP予約番号」を受領します。
- 移転先事業者(新たに契約する携帯会社)へ「MNP予約番号」を持って、新規契約申込みをします。
- 移転先事業者にて、新規契約処理が終われば、完了です。
MNPに関するガイドライン
「携帯電話・PHSの番号ポータビリティの実施に関するガイドライン
」については、令和5年5月24日に改正及び施行されました。
主な改正点は以下のとおりです。
- MNPワンストップ方式の原則導入
- MNPワンストップ利用者に対する引き止め行為の禁止
- 移転元事業者に対応が移る際の対応早期化
(参考)前回改正時(令和3年4月1日)の主な改正点
MNP手数料の原則無料化、ウェブ手続きの利用改善、過度な引き止め行為の禁止
関連サイト
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