総務省では、平成28年度から、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)を通じ、PHRに係る研究開発を実施しています。
各事業の概要等は、
AMED研究開発課題データベース
から、事業名を検索してご覧ください。
医療高度化に資するPHRデータ流通基盤構築事業(令和5年度〜令和6年度)
日々の活動から得られるPHRデータを医療現場での診療に活用することで、医療の高度化や診察内容の精緻化を図るため、各種PHRサービスから医師が求めるPHRデータを取得するために必要なデータ流通基盤の構築を行っています。
認知症対応型AI・IoTシステム研究推進事業(令和2年度〜令和4年度)
認知症の行動・心理症状(BPSD
※)の予防や介護負担の軽減のため、認知症患者のバイタル情報や温度・湿度などの環境情報をIoTを活用して収集し、AIで解析することで、BPSDの発症を事前に予測し、介護者に通知するシステムの研究開発を行いました。今後は、本事業で開発したAIシステムの介護施設等への社会実装に取り組むこととされています。
研究概要等については、一般社団法人認知症高齢者研究所のウェブサイトをご覧ください。
※BPSD(Behavioral and Psychological Symptoms of Dementia):認知症に伴う行動・心理症状のことを指します。具体的には、暴言・暴力、徘徊、抑うつ、幻覚等の症状が該当します。
地域医療情報連携ネットワークの高度化に向けた取組(平成29年度)
総務省は、平成28年度補正予算(20億円)を活用し、クラウド活用型の双方向かつ低コストなEHRを整備する事業に対して補助を実施しました。
参考リンク