ソーシャルメディアを利用して、困っている人と支援したいと考える人をつなぐことで、日常生活の困りごとを地域において解決するのに貢献することができる。
日常生活で困っていることがある人とそれを助けたい人について、それぞれ地域内の助け合いのためのソーシャルメディアの利用意向をアンケート調査した。まず、困りごとを抱えている人については、半数程度がそのようなソーシャルメディアがあれば、利用してみたいと回答した(図表4-3-4-2)。特に、買い物を頼む相手については、75%程度の人が利用したいと回答している。
一方、地域の人の困りごとを助けたいと考えている人に、困っている人と支援したい人をつなぐソーシャルメディアの利用意向を尋ねたところ、おおむね半数弱がそのようなソーシャルメディアを使ってみたいと回答している(図表4-3-4-3)。
以上のように、調査結果からは、地域において困りごとを抱えている人と、それを助けたい人をつなげることによって、助け合いが成立する可能性が大きいことが明らかになった。