|
第1部 平成6年情報通信の現況3 日米間の情報通信機器ストックの比較日米間の比較にあたっては、人口でおよそ2倍の違いがあり、経済規模も異なることから、一人あたりの情報通信機器ストックの装備という視点によって比較を行った。 (1) 家計部門における情報通信機器ストックの比較3年の家計部門における情報通信機器ストックを、日米の国民一人あたりのストックに換算して比較すると、我が国では 8.3万円であるのに対して、米国では14.6万円であった。また、昭和60年と3年を比較すると、我が国では98.6%の増加に対して、米国では 105.6%の増加であった。 家計部門における情報通信機器ストックは、日米で2倍近くの格差がある(第1-3-3-7図参照) 。 (2) 企業/公共部門における情報通信機器ストックの比較3年の企業及び公共部門における情報通信機器ストックを、日米の就業者一人あたりのストックに換算して比較すると、我が国では93.6万円であるのに対して、米国では 105.3万円であった。また、昭和60年と3年を比較すると、我が国では71.3%の増加に対して、米国では83.6%の増加であった。 企業及び公共部門における情報通信機器ストックについては、日米間での格差は小さいが、増加率では米国が我が国を上回っており、その差は拡大する傾向にある(第1-3-3-8図参照) 。 ![]() ![]()
|