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第3部 マルチメディア化と情報通信市場の変革4 高齢者雇用・女性の社会進出の高まり(1) 高齢者への就業機会の提供「高年齢者就業実態調査」(労働省)によると、4年における55歳以上の高齢者の就業率は昭和63年に比べ増加しており、就業意欲の高まりをみることができる(第3-2-1-17表参照) 。しかし、就業意欲のある高齢者に対する就業機会が十分用意されているとは必ずしも言えない。就業を希望しながら就業できない者の中には、「健康上の理由」を挙げている者が少なくない(第3-2-1-18表参照) 。 (2) 女性の社会進出の高まり「就業構造基本調査」(総務庁)によると、近年、女性の社会進出が著しい(第3-2-1-19図参照) 。男女共同参画社会の形成に向けて、女性が社会進出しやすい環境をつくるためには、育児休業等の取得機会の増加、育児等の理由で退職した女性の再雇用、在宅における就労等の様々な就業形態を充実させる必要がある。また、家庭と職場の両方をサポートする環境の整備に対する労働者のニーズが高まっているものと考えられる。 ![]() ![]() ![]()
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