昭和62年版 通信白書

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第3章 地域と情報化

 経済のソフト化・サービス化,情報化,国際化の進展に伴い,我が国の中枢管理機能,情報中枢機能は,ますます東京への集中をみせている。
 一方,地域社会においては,急激な産業構造変化の影響を受け,地域経済の停滞,縮小,さらには地域空洞化も懸念されており,依然として中央との間で経済力,情報力等においての格差が顕著である。
 情報格差を縮小し,さらに,情報発信能力を高めることにより経済活動を活発化し,地域社会の活性化を図るためには,社会経済基盤としての通信ネットワークの充実とその地域の独自性の確立が従来にも増して重要となってきている。
 本章では,地域における情報化の実態を定量的に把握し,地域間格差を明確にした上で,テレトピア指定地域等の地方における情報化の現状について概観し,均衡ある地域の情報化についての展望を行う。
 

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