昭和61年版 通信白書

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第2節 通信と資格制度

 通信に関する資格制度は,ネットワークの統一性の維持,通信の能率的な利用の確保,通信の安全性・信頼性の確保,さらには,ユーザが工事者を選択する場合の信頼性の付与等の社会的な要請により設けられている。
 また,最近の高度な技術を必要とする分野の急速かつ飛躍的な拡大や,競争原理の導入による自由化等社会環境が著しく変化したため,これに対応できる一定以上の技術水準を有する人材を確保する必要性がますます高まっている。
 ここでは,電波法に基づく無線従事者制度,事業法に基づく電気通信主任技術者制度と工事担任者制度等,通信に関する資格制度について概観する。
 

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