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IoT利用環境の適正な運用及び整備等に資するガイドライン等策定

 電波を使用する様々なIoT機器の活用が多様な分野で進む中、電波に関する知識が十分でない利用者もその利便性を享受できることが求められている。そこで、誰もがIoT利用環境を適正に運用、整備等を行うことができるよう、地域の課題解決につながる多様なIoTサービスの活用場面を想定した実証を踏まえて、それぞれのケースでの課題、注意点等を明らかにし、電波に関するリテラシーの向上に資するガイドライン等(以下「IoT利用環境構築事例集」という。)を策定した。

IoT利用環境構築事例集

実証事業の概要及び成果

〈令和2年度〉

森林境界明確化のための高画質中継による遠隔合意形成事業
代表提案者 国立大学法人鹿児島大学
実証地域 鹿児島県垂水市
事業概要 森林内は樹木や地形による遮蔽・減衰の影響を受けやすく携帯電波が届かないことが多い。森林境界明確化のため必要となる現地立ち会いが困難な高齢者や遠隔地居住者と森林内の作業者を、上空のUAVに搭載した中継器で接続し、高画質映像のテレビ会議システムでリモート現地立ち会いを実現する。
事業成果 成果報告書ダウンロードPDF
洋上を現場とするIoT機器・サービス実現のための電波特性試験事業
代表提案者 国立大学法人愛媛大学
実証地域 愛媛県宇和島市,愛媛県南宇和郡愛南町
事業概要  養殖では、損失低減、売上向上に直結する、給餌量最適化、肥育促進、品質向上、出荷可能尾数把握、斃死抑制が課題となっている。これらの課題解決には、魚の尾数、活性、更には、遊泳軌跡の把握が必要である。これら3つの把握を実現する遊魚三次元位置測定装置の洋上利用サービスの実証を行った。
事業成果 成果報告書ダウンロードPDF
多頭数放牧牛管理に資する省電力IoTシステム実用化事業
代表提案者 十勝農業協同組合連合会
実証地域 北海道広尾郡
事業概要 放牧を中心に事業展開している公共育成牧場において、放牧牛に装着の加速度センサ付省電力LPWA送信機から送信される位置情報データを受信、蓄積し、放牧牛の行動軌跡を可視化する「放牧牛管理システム」を構築することで、過重労働とされる広大な敷地における放牧牛の個体看視作業の省力化を図る。
事業成果 成果報告書ダウンロードPDF
海上における完全自立式メンテナンスフリー「自己発電型IoTセンサ」の適正利用環境の構築事業
代表提案者 株式会社音力発電
実証地域 沖縄県久米島町
事業概要 離島の多くは、発電コストの割高なディーゼル発電を使用しており、発電コストの安い発電を再生可能エネルギーにより実現することが課題。次世代波力発電は、この課題の解決策の一つとされる。実用化には風速や波高、潮位の変化する海上からの電波伝搬による遠隔監視する知見の必要があり実証を行った。
事業成果 成果報告書ダウンロードPDF

〈令和元年度〉

Society5.0社会実現に向けた多様な自然環境下でのIoTの適切な利用環境の構築事業
代表提案者 国立研究開発法人防災科学技術研究所
実証地域 北海道標津町、新潟県小千谷市、滋賀県竜王町
事業概要 水位監視システム(滋賀県竜王町)、降雪監視システム(新潟県小千谷市)、積雪深監視システム(北海道標津町)等でデータを収集し、分析して情報を可視化することで、当該システムの適正化とともに、その効果のKPIを設定し、EBPM(エビデンスに基づく政策立案)や成果報酬型の事業モデルを検討・構築する。
事業成果 成果報告書ダウンロードPDF
微気象ネットワークを活用した梨ナビゲーションシステム構築・普及事業
代表提案者 株式会社NTTデータ経営研究所
実証地域 千葉県千葉市、鎌ケ谷市、市川市、船橋市
事業概要 ニホンナシの黒星病を防除するための農作業ナビゲーションシステムを提供するため、千葉県農林総合研究センターが開発した発病予測のアルゴリズムを用いたアプリを開発した。アプリでは、圃場に設置した気象センサから圃場毎・圃場内の微気象データを活用し、病害虫発生予測と防除要否のナビゲーションを生産者に提供する。
事業成果 成果報告書ダウンロードPDF
自律走行ロボットエレベータ連携実証事業
代表提案者 Wireless City Planning株式会社
実証地域 東京都千代田区、神奈川県鎌倉市
事業概要 サービス付き高齢者向け住宅やオフィスビルにおいて、複数の通信規格に対応し、人感センサ等各種センサを搭載した屋内型自律走行ロボットがエレベータと連携して複数階を移動し、荷物の宅配、人の見守り等を代行することで、地域の労働生産性や生産力を向上させ、地域の活性化を図る。
事業成果 成果報告書ダウンロードPDF
熟練技術の継承に資する指導用システムの構築と評価
代表提案者 三条市
実証地域 新潟県三条市
事業概要 IoTによって、和包丁の製造における研ぎ技術のデータ化と解析を行い、若手包丁職人の研ぎ技術習熟に資する指導用システムを開発する。本実証では、指導用システム内で活用される教師データの蓄積のため、鍛冶職人の協力の基、包丁研ぎの際の圧力、角度、速度、視点等のデータを各種センサーによって収集する。
事業成果 成果報告書ダウンロードPDF
中山間地域における大型ドローンの目視外・補助者なしによる安心・安全かつ効率化されたIoTシステム構築実証
代表提案者 株式会社 Future Dimension Drone Institute
実証地域 岡山県和気町
事業概要 大型ドローンに最新のIoTシステムを活用したり、複数無線システムを組み合わせ、「常時映像伝送」や「顔認証」機能を実現する。これにより、目視外・補助者なし運用の大型ドローンに特殊カメラを搭載し、点群データやNDVI(葉色)データ等を収集・解析し、「過疎地買い物支援」、「水稲生育診断」及び「害獣パトロール」等、多用途・多事業者でシェアリングして活用するサービスの成立性を実証する。
事業成果 成果報告書ダウンロードPDF
シカ等侵入防護柵の点検自動化に向けたIoTシステムの実証事業
代表提案者 アイオーネイチャーラボ株式会社
実証地域 宮崎県美郷町
事業概要 再造林地では、シカ等の侵入による苗木食害、樹皮剥皮害への対策として、防護柵が設置されるケースが多い。しかし、落石や倒木等によって防護柵が破損する場合も多く、放置すると食害が拡大する。防護柵の効果を維持するには、頻度の高い点検が不可欠であるが、人手不足で難しい。そこで、無線センサネットワーク技術を活用した防護柵IoTシステムを新たに開発し、人の目視による防護柵点検を、IoTシステムによる点検自動化で代替する。
事業成果 成果報告書ダウンロードPDF

担当窓口

情報流通行政局 情報流通振興課
電話 : 03-5253-5748
Eメール : iot-riyokankyo-r2_atmark_ml.soumu.go.jp

※注 迷惑メール防止のため、メールアドレスの一部を変えています。「_atmark_」を「@」に置き換えてください

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