昭和63年版 通信白書

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昭和63年版通信白書の発表に当たって

 今日,情報通信は我が国の社会経済活動や国際交流の基盤として重要な役割を果たしています。
 とりわけ,それぞれの地域で独自性を発揮し,その実状や将来展望を踏まえた情報化の積極的な推進が,地域の発展のために望まれております。
 また,我が国の国際化が進展する中で,国際電気通信における競争原理の導入や国際通信の需要構造の変化等,国際通信は転換期にあります。
 このような状況を踏まえ,本年の通信白書においては,「地域の発展と情報通信」及び「転換期の国際通信」の二つのテーマを取り上げ,地域の発展のために情報通信の果たしている役割や課題,国際化社会の中枢神経としての国際通信の課題等について,分析を加えております。
 郵政省といたしましては,今後とも,高度情報社会の形成に向けて積極的に取り組んでまいる所存でありますが,そのためには,何よりも国民の皆様の御理解と御協力が必要でありますことは言うまでもありません。
 この白書が,国民の皆様に,我が国の通信及び情報化の現状並びに通信政策についての御理解を深める上で,一助となりますれば,誠に幸いに存じます。

 昭和63年7月

郵政大臣  中 山   正 暉 

 

 

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