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第1章 昭和63年通信の現況1 概況63年度上半期の国内通信の動向は第1-1-2図のとおりである。63年度上半期の国内通信は,62年度同様電気通信分野の伸びが目立っている。特に,自動車電話や無線呼出しなどの移動通信サービスや高速ディジタル伝送サービス等のNTTと新事業者が競い合っているサービスの伸びが著しい。内国郵便物数も増加傾向を示している。その他の分野では,衛星放送の受信世帯数が平成元年3月末現在140万世帯に達し,前年同期に比べ約2.4倍と急増している。63年度上半期の国際通信の動向は第1-1-3表のとおりである。63年度上半期の国際通信は,62年度に引き続き音声,映像,データ関係の通信の伸びが著しい。また,国際郵便も伸び率は低いものの,着実に増加傾向を維持している。63年度末現在における通信事業者の動向は,第1-1-4表のとおりである。昨年度に引き続き新規参入が活発に行われており,特に第二種電気通信事業への参入が目立つ。
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