第1章 昭和63年通信の現況
(3)情報消費率の推移
情報消費率は,供給された情報量のうち,どの程度の情報が実際に消費されたかを示す指標であり,総消費情報量/総供給情報量で計算される。
情報消費率は情報化の進展とともに年々低下する傾向にある。62年度は前年度と比較して0.3ポイント低下の4.7%であった(第1-3-5図参照)。
これは,総供給情報量及び総消費情報量の双方に大きな影響力を持っテレビジョン放送,有線テレビジョン放送のチャンネル数が年々増加し,かつ,総放送時間数が増加しているのに対し,テレビジョン放送の視聴時間がそれほど増加していないことが主な原因である。
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