平成19年版 情報通信白書 資料編

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用語解説

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索引 用語 用語解説 主な使用箇所
A
ARPU
 Average Revenue Per Userの略。加入者1人当たりの平均利用月額
第2章 第1節
ASP
 Application Service Providerの略。ビジネス用アプリケーションソフトをインターネットを通じて顧客に提供する事業者を指す。また、当該事業者がビジネス用アプリケーションソフトをインターネットを通じて顧客に提供するサービスを「ASPサービス」という
第1章 第2節
第2章 第1節
B
BS放送
 静止衛星を用いて行われる放送のうち、放送専用の衛星(Broadcasting Satellite)を用いるもの。なお、通信衛星(Communication Satellite)を用いて行われる放送はCS放送という
第1章 第2節
第2章 第2節
C
CGM
 Consumer Generated Mediaの略。インターネット等を活用して利用者が自ら情報を発信するメディアの総称
第1章 第1節
第1章 第3節
CIO
 Chief Information Officerの略。組織における情報戦略を考え、実現する責任者。特に、各府省情報化統括責任者(CIO)連絡会議におけるCIOは、組織・予算・制度を含む行政情報化関連施策全般にわたり、各部局等を総合調整し、府省内全体の行政情報化を推進する者
第1章 第2節
CS放送
→BS放送の欄を参照
第1章 第2節
第2章 第2節
D
DBMS
 DataBase Management Systemの略。データベースを管理し、データに対するアクセス要求に応えるソフトウェア
第1章 第2節
DSL
 Digital Subscriber Lineの略。デジタル加入者回線。電話用のメタリックケーブルにモデム等を設置することにより、高速のデジタルデータ伝送を可能とする方式の総称
第1章 第3節
第3章 第4節
E
EA
 Enterprise Architectureの略。組織の全体最適の観点から、業務・システムの最適化を図る設計手法
第3章 第4節
EDI
 Electronic Data Interchange(電子データ交換)の略。 異なる企業間で、受発注や決済等の取引に関する情報を広く合意された規約に基づきコンピュータ間で交換すること。
 このうち、インターネットの通信環境を利用したものが「インターネットEDI」である
第1章 第2節
ERP
 Enterprise Resource Planningの略。経営資源の有効活用の観点から、企業全体を統合的に管理し、経営の効率化を図るための手法や概念のこと
第1章 第2節
ETC
 Electronic Toll Collection(自動料金支払いシステム)の略。有料道路の料金所に設置されたアンテナと車両に搭載した車載器との間の無線通信により、車両を停止することなく自動的に料金の支払いを処理するシステム
第3章 第2節
eラーニング
 インターネット等の電磁的手段を利用した学習形態。広義での通信教育の一つ。必要な学習内容だけを受講できることや、教師と生徒がリアルタイムでやりとりできること、動画・音声を利用した学習教材の利用が容易であること等が特長
第3章 第1節
F
FMC
 Fixed-Mobile Convergenceの略。固定電話(Fixed)と移動電話(Mobile)を融合(Convergence)させるサービス。利用者は固定通信網と移動通信網を意識することなく利用できる
第1章 第2節
第3章 第2節
FTTH
 Fiber To The Homeの略。各家庭まで光ファイバケーブルを敷設することにより、数10〜最大100Mbps程度の超高速インターネットアクセスが可能
第1章 第3節
第3章 第4節
G
GPS
 Global Positioning Systemの略。全地球測位システム。米国が打ち上げた24個の人工衛星からの電波を利用して正確な軌道と時刻情報を取得することにより、現在位置の緯経度や高度を測定するシステム
第1章 第2節
第3章 第3節
H
HDTV
 High Definition TeleVisionの略。SDTVよりも走査線の数が多く、解像度の高い鮮明な映像が得られるテレビを示す
第2章 第2節
I
IMT-2000
 International Mobile Telecommunications-2000の略。第3世代移動通信システム。主な特徴は、[1]世界共通に分配された主に2GHz帯の電波を用いて世界中のどこでも使用できるグローバル通信サービス、[2]最大2Mbpsの高速データ通信が可能な高速・高品質な通信
第1章 第2節
第2章 第1節
IP
 Internet Protocolの略。インターネットによるデータ通信を行うための通信規約
第1章 第2節
第2章 第1節
IPTV
 放送番組等の映像コンテンツをIPネットワークを通じて配信するサービスのこと。テレビ(標準画質・ハイビジョン画質)以上の映像品質を保証し、テレビ受像機での視聴を前提とした映像配信サービスを限定的に指すこともある。配信スタイルも様々で、予定された番組編成に沿って配信し続けるマルチキャスト方式や、見たいときに視聴者が番組を選べるVOD方式・ダウンロード方式等がある
第1章 第2節
第3章 第4節
IPv6
 Internet Protocol version 6の略。現在広く使用されているインターネットプロトコル(IPv4)の次期規格であり、IPv4に比べて、アドレス数の大幅な増加、セキュリティの強化及び各種設定の簡素化等が実現できる
※IP:インターネットによるデータ通信を行うための通信規約。ネットワークに参加している機器の住所付け(アドレッシング)や、相互に接続された複数のネットワーク内での通信経路の選定(ルーティング)をするための方法を定義している
第3章 第2節
IP-VPN
 Internet Protocol-Virtual Private Networkの略。電気通信事業者の閉域IP通信網を経由して構築された仮想私設通信網。IP-VPNを利用することにより、遠隔地のネットワーク同士をLAN同様に運用することが可能
第1章 第2節
第2章 第1節
IP電話
 通信ネットワークの一部又は全部においてIP(インターネットプロトコル)技術を利用して提供する音声電話サービス
第2章 第1節
IPマルチキャスト
 IPネットワーク上で、複数の相手を一括指定して同じデータを配信する方式で、単一の相手を個別に指定する通常の方式に比べ、効率良くデータを配信することができる。IPTVにおいて多チャンネル放送を実現する際等に用いられる
第1章 第2節
第3章 第2節
第3章 第4節
ITS
 Intelligent Transport Systems(高度道路交通システム) の略。情報通信技術等を活用し、人と道路と車両を一体のシステムとして構築することで、渋滞、交通事故、環境悪化等道路交通問題の解決を図るもの
第3章 第2節
L
LAN
 Local Area Networkの略。企業内、ビル内、事業所内等の狭い空間においてコンピュータやプリンタ等の機器を接続するネットワーク
第1章 第1節
第1章 第2節
Linux
 UNIX互換のオープンソース(無料)OS。他のOSに比べて、低い性能のコンピュータでも軽快に動作し、ネットワーク機能やセキュリティに優れ、安定性が高いという特徴を持つ
第1章 第2節
M
MVNO
 Mobile Virtual Network Operatorの略。仮想移動体通信事業者。周波数の割当てを受けず、既存の移動系電気通信事業者の提供する電気通信サービスを利用して、エンドユーザーに対して移動通信サービスを提供する電気通信事業者
第3章 第2節
O
OS
 Operating Systemの略。プログラムの実行を制御するソフトウェアであって、資源割振り、スケジューリング、入出力制御、データ管理等のサービスを提供するもの
第1章 第2節
第1章 第3節
第2章 第5節
OSS
 Open Source Softwareの略。一般には、ソフトウェアの設計図に該当するソースコードを、インターネット等を通じて無償で公開し、誰でも改良、再配布することができるようにしたソフトウェアを指す。厳密な定義はOSI(Open Source Initiative)という団体によって与えられている
第1章 第1節
第1章 第2節
P
PDA
 Personal Digital Assistantsの略。個人向けの携帯情報端末であり、パソコンの持つ機能のうちいくつかを備えている
第1章 第3節
第2章 第4節
Q
QoS
 Quality of Serviceの略。主にネットワークにおける「サービスの品質」を意味し、ネットワーク上で、ある特定の通信のための帯域を予約し、一定の通信速度を保証する技術
第1章 第2節
第3章 第2節
S
SaaS
 Software as a Serviceの略。ネットワークを通じてアプリケーションソフトの機能を顧客の必要に応じて提供する仕組みのこと
第1章 第2節
SNS
 Social Networking Service(Site)の略。インターネット上で友人を紹介しあって、個人間の交流を支援するサービス(サイト)。誰でも参加できるものと、友人からの紹介がないと参加できないものがある
第1章 第1節
第1章 第3節
U
UWB無線システム
 無線通信の方式の一つで、広帯域の周波数を利用した無線通信技術。データ通信に加え、位置測定やレーダーの機能も併せ持っている
第3章 第2節
V
VOD
 Video On Demandの略。利用者からの要求に応じて、映像コンテンツを配信するサービス
第2章 第8節
W
WAN
 Wide Area Networkの略。遠隔地間で構築されるネットワーク
第1章 第1節
W-CDMA
 Wideband Code Division Multiple Accessの略。ITUの勧告によるIMT-2000の無線方式の一つ。我が国と欧州がそれぞれITUに提案した方式を一本化したもの
第1章 第2節
アクセシビリティ
 情報やサービス、ソフトウェア等が、どの程度広汎な人に利用可能であるかをあらわす語。特に、高齢者や障害者等ハンディを持つ人にとって、どの程度利用しやすいかということを意味する
第3章 第4節
コロケーション
 企業が使用する通信機器や情報発信用のコンピュータサーバーを、通信事業者等の回線設備の整った施設に設置するサービス
第2章 第6節
コンテンツ
 情報の内容、中身
第2章 第4節
コンピュータウイルス
 インターネット等を介してコンピュータに入り込み、意図的に悪影響を及ぼすように作られたプログラム。悪質なものは、プログラム、データ等のファイルの破壊等を引き起こす
第1章 第3節
サーバー
 ネットワーク上でサービスや情報を提供するコンピュータ。インターネットではウェブサーバー、DNSサーバー、メールサーバー等があり、ネットワークで発生する様々な業務を、内容に応じて分担し、集中的に処理する
第1章 第3節
スパムメール
 受信者の都合を無視し、無差別にメールを大量配信すること。インターネットの公共回線に負荷がかかる点でも問題となっている
第1章 第3節
第3世代携帯電話
 「IMT-2000」規格に準拠したデジタル方式の携帯電話。NTT DoCoMoの「FOMA」シリーズ、auの「CDMA2000 1x」、「CDMA 1x WIN」シリーズ、SoftBankの「SoftBank 3G」シリーズ等が該当
第1章 第3節
第2章 第1節
タイムスタンプ
 電子文書が作成された時刻を証明する技術。作成した電子文書が作成された時刻だけでなく、その時点からいかなる人にも改ざんされていないことを証明するもの
第3章 第3節
地上デジタル放送
 地上波を用いたデジタル方式によるテレビジョン放送。既存のアナログ放送に比べて映像、音声の高品質な放送が可能であり、コンピュータ等との相互接続が容易であるほか、電波の有効利用が図られるのが特長
第1章 第2節
第2章 第8節
デジタル・ディバイド
 インターネットやパソコン等の情報通信技術を利用できる者と利用できない者の間に生じる格差
第1章 第3節
テレワーク
 ITを活用して、場所と時間を自由に使った柔軟な働き方であり、企業等に勤務する被雇用者が行う雇用型テレワーク(例:在宅勤務、モバイルワーク、サテライトオフィスでの勤務)と、個人事業者・小規模事業者等が行う自営型テレワーク(例:SOHO、在宅ワーク)に大別される
※テレワーカー:ITを活用して、場所と時間を自由に使った柔軟な働き方を週8時間以上する人
第1章 第1節
第3章 第4節
電子タグ
 IC チップとアンテナを内蔵したタグ。この中に個別の識別情報等を格納しておくことで、電波を利用し、接触することなく近接した距離において格納されたデータを読み書きすることが可能となる
第1章 第1節
第1章 第2節
第3章 第1節
ドメイン
 インターネット上に存在するコンピュータやネットワークにつけられる識別子で、インターネット上の住所のようなもの
第3章 第2節
バイオメトリクス
 生体情報認証技術。指紋や顔等の身体的特徴や特性を利用して、個人の識別を行う技術又はそのための情報
第2章 第5節
バックボーン
 加入者系回線を相互に接続するための基幹通信回線
第3章 第5節
番号ポータビリティ
 携帯電話の利用者が、加入している事業者を変更する際にこれまでと同じ番号を引き続き使用できる制度
第3章 第2節
非接触型ICカード
 アンテナが内蔵され、外部の読取装置が発信する弱い電波を利用してデータを送受信するICカード。読取装置に近づけるだけで高速なデータ処理が可能。動作原理は電子タグと同様
第1章 第2節
第2章 第3節
ファイアウォール
 インターネットに接続したシステムが、外部から不正アクセスを受けるのを防ぐシステムやソフトウェアのこと
第1章 第3節
フィッシング
 金融機関等からの電子メールを装い、電子メール受信者に偽のホームページにアクセスするよう仕向け、そのページでクレジットカード番号・ID・パスワード等の個人の金融情報を入力させるなどして、個人情報を不正に入手する行為
第1章 第3節
フィルタリングソフト
 インターネットのウェブページ等を一定の基準で評価判別し、違法・有害なウェブページ等の選択的な排除等を行うソフトウェア
第1章 第3節
不正アクセス
 政府機関、企業、団体等の内部のコンピュータ・ネットワークに外部から正規の手続を経ずに不正に侵入する行為
第1章 第3節
ブロードバンド
 FTTH、DSL、ケーブルインターネットをはじめとした高速・超高速通信を可能とする回線←→ナローバンド回線
第1章 第3節
ブログ
 Weblog(ウェブログ)の略。ホームページよりも簡単に個人のページを作成し、公開できる。個人的な日記や個人のニュースサイト等が作成・公開されている
第1章 第1節
第1章 第3節
ポータルサイト
 インターネットに接続した際に最初にアクセスするウェブページ。分野別に情報を整理しリンク先が表示されている
第2章 第1節
マスメディア
集中排除原則
 放送局の開設や出資に関する規制。少数の者により複数の放送局が支配されることを防ぎ、多くの者が表現の自由と言論の多様性を享受できるようにするため、複数の放送局に対する出資を制限している
第3章 第1節
無線LAN
 無線を使って構築されるLAN。通信方式は、2.4GHz帯を用いるIEEE802.11b(最大伝送速度11Mbps)や、5.2GHz帯を用いるIEEE802.11a(最大伝送速度54Mbps)等
第1章 第3節
モジュール
 ソフトウェアやハードウェアを構成する要素を機能単位ごとに分割したもの
第1章 第1節
第1章 第2節
ユニバーサル・サービス
 郵便をはじめ、電話、電気、ガス、水道等生活に欠かせないサービスを、利用しやすい料金等の適切な条件で、誰もが全国どこにおいても公平かつ安定的に利用できるよう提供することをいう
第2章 第8節
第3章 第2節
ユニバーサルデザイン
 バリアフリーは、障害によりもたらされるバリア(障壁)に対処するとの考え方であるのに対し、ユニバーサルデザインはあらかじめ、障害の有無、年齢、性別、人種等にかかわらず多様な人々が利用しやすいよう都市や生活環境をデザインするという考え方であり、ノースカロライナ州立大学(米国)のロナルド・メイスが提唱
第3章 第1節
ユビキタスネットワーク
 「いつでも、どこでも、何でも、誰でも」アクセスが可能なネットワーク環境。なお、ユビキタスとは「いたるところに遍在する」という意味のラテン語に由来した言葉
第1章 第1節
第1章 第3節
ルーター
 異なるネットワーク同士を相互接続するネットワーク機器。ネットワークを流れてきたデータについて、あて先アドレスから通信経路を選択し、他のネットワークへ中継を行うもの
第1章 第2節
ワンセグ
 携帯電話等の移動通信機器向けに配信される地上デジタル放送。地上デジタル放送では、一つのチャンネルが13のセグメントに分割されており、そのうちの1セグメントを用いることからワンセグと呼ばれる
第1章 第2節
第1章 第3節
第3章 第2節

 
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