平成19年版 情報通信白書

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第1章 ユビキタスエコノミーの進展とグローバル展開

第3節 情報通信と社会生活

1 ユビキタスネット社会の深化

(1)インターネットの浸透

 平成18年のインターネットの人口普及率は68.5%、利用人口は8,754万人(対前年比2.6%増)と推定される(図表1-3-1)。
 
図表1-3-1 インターネット利用者数及び人口普及率の動向
図表1-3-1 インターネット利用者数及び人口普及率の動向
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 また、インターネットに接続する際に利用する機器を見ると、パソコンと携帯電話・PHSの両方を利用する人が6,099万人(前年比25.4%増)と最も多く、パソコンのみ利用している人が1,627万人(前年比2.6%増)、携帯電話・PHSのみの人が688万人(前年比64.2%減)となっている。平成17年との比較で大きく変化した点としては、携帯電話・PHSのみの利用者が大幅に減少した一方、パソコンと携帯電話・PHSの両方の利用者が増加したことがある。その背景としては、加入者系光ファイバ網(FTTH)の普及を背景に、コンテンツもテキストや静止画から音声や動画へと大容量化が進んだことが挙げられる。携帯電話・PHSのみでの利用だけでは、このような大容量のコンテンツを利用したサービスを満足に享受することができない利用者が増加し、パソコンを併用することによって、利用するサービスごとにパソコンと携帯電話・PHSとを使い分ける傾向が高まったことが考えられる(図表1-3-2)。
 
図表1-3-2 インターネット利用端末の種類(平成18年末)
図表1-3-2 インターネット利用端末の種類(平成18年末)

 第3節 情報通信と社会生活

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