平成19年版 情報通信白書

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第2章 情報通信の現況

コラム 非接触型電子マネーの動向

 近年、非接触型(ICチップとリーダー/ライターの間の情報のやりとりを微弱な電波により行う方式)の電子マネーが相次いで発行されている。
 非接触型電子マネーには、
[1] プリペイド(前払)式:事前に入金して使用
[2] ポストペイ(後払)式:後日預金口座から引き落とし
があり、[2]については、通常のクレジットカードと連携(電子マネー使用額をクレジットカード代金と合算して請求する仕組み)したものが大半となっている。
 また、非接触型電子マネーには、ICカードのほか、携帯電話端末にICチップを搭載したものもあり、携帯電話端末を電子マネーとして使用し、端末画面で使用履歴を閲覧することが可能となるほか、プリペイド式の場合は、携帯電話から電子マネーの発行会社にアクセスして、事前に登録したクレジットカードから電子マネーに入金することも可能となっている。
 非接触型電子マネーには、ICカード乗車券に電子マネー機能が付加されたもの(Suica、PASMO、ICOCA及びPiTaPa)も含め、多くの規格が存在していることから、コンビニエンスストアやスーパーマーケット等において、複数の規格の電子マネーを1台で取り扱える共通端末を導入する動きが出てきている。
 
図表 主な非接触型電子マネー(電子マネー機能を有するICカード乗車券を除く。)
図表 主な非接触型電子マネー(電子マネー機能を有するICカード乗車券を除く。)

 第3節 電波利用の現状

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