平成17年版 情報通信白書

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第1章 特集 「u-Japanの胎動」

1 ICT利用の深化

(1)インターネット利用等の進展

インターネットはほぼすべての企業で利用

 企業のインターネット利用率は平成12年末の89.3%から16年末は98.1%と8.8ポイント増加し、ほとんどすべての企業でインターネットが利用されている状況にある。また、事業所のインターネット利用率は、平成12年末の44.8%から16年末は81.8%と37.0ポイント増加している(図表[1])。

 
図表[1] インターネット利用率(左:企業、右:事業所)

図表[1] インターネット利用率(左:企業、右:事業所)
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 企業のホームページ開設率は平成13年末の69.9%から16年末は79.1%と9.2ポイント増加し、インターネット等への接続端末を従業員1人に1台以上配置している割合は13年末の26.2%から16年末は36.1%と9.9ポイント増加している(図表[2])。

 
図表[2] 企業におけるホームページ開設率及び接続端末配備率

図表[2] 企業におけるホームページ開設率及び接続端末配備率
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 事業所のブロードバンド普及率は、平成12年末の2.0%から16年末は49.6%と47.6ポイント増加している(図表[3])。

 
図表[3] 事業所におけるブロードバンド普及率

図表[3] 事業所におけるブロードバンド普及率
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 企業内通信網の構築率は平成13年末の85.5%から16年末は89.5%と4.0ポイント増加し、企業間通信網の構築率は13年末の40.4%から16年末は59.0%と18.6ポイント増加している(図表[4])。

 
図表[4] 企業通信網の構築率(左:企業内通信網、右:企業間通信網)

図表[4] 企業通信網の構築率(左:企業内通信網、右:企業間通信網)
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 企業における携帯電話の利用率は65.8%となっている(図表[4])。また、その利用用途は、単に「社内・社外との通話」(91.8%)にとどまらず、「電子メール、スケジュール管理、掲示板など社内イントラネットへのアクセスによる情報共有化」(35.1%)、「客先での在庫データの参照や受発注による顧客サービスの向上」(29.7%)、「営業マンの位置情報把握による最適な営業ルート指示や迅速な顧客対応」(26.8%)、「出先での報告者・日報等の作成や報告による業務の効率化」(24.7%)など多様化している(図表[5])。

 
図表[5] 企業における携帯電話の利用用途(複数回答)

図表[5] 企業における携帯電話の利用用途(複数回答)
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 第3節 企業のICT利用

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