平成17年版 情報通信白書

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第2章 情報通信の現況

2 放送サービス

(1)概況

地上デジタル放送が東京・名古屋・大阪で開始

 我が国における主な放送サービスは、地上放送・衛星放送及びケーブルテレビの3つに大別される。
 地上テレビジョン放送は、昭和28年2月にNHKが、同年8月に日本テレビ放送網が民放で初めて放送サービスを開始した。昭和35年にはカラー放送が本格開始され、今日国民に最も親しまれているメディアとして広く普及している。また、平成15年12月に地上デジタル放送が、東京・名古屋・大阪の三大都市圏において開始された。
 衛星放送は、平成8年6月にCSデジタル放送、平成12年12月にBSデジタル放送、平成14年3月に東経110度CSデジタル放送が開始され、一層の多チャンネル化が進展している。また、平成16年10月には我が国初の衛星による移動体向けの2.6GHz帯衛星デジタル音声放送が開始された。
 ケーブルテレビは、平成12年12月にBSデジタル放送の再送信が開始され、放送サービスの高度化が進むとともに、平成8年10月からインターネット接続サービスの提供にも利用されている(図表)。

 
図表 主な放送サービスの開始年

図表 主な放送サービスの開始年

 第3節 放送事業

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