平成17年版 情報通信白書

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第3章 情報通信政策の動向

コラム5 全省庁ではじめてのテレワークの実施

 テレワークは、柔軟な勤務形態の実現、少子・高齢化対策の推進及び地球環境対策等に貢献するものとして、昨今の情報通信技術の飛躍的な発展とともに、新しい働き方として注目を浴びている。
 総務省では、国全体のテレワークを促進する観点から、主に情報セキュリティ対策上の課題を整理・解決することを目的とし、平成17年1月から2月にかけて、国家公務員(一般会計)初のテレワークを実施した。情報セキュリティ対策については、IP-VPN、セキュリティゲートウェイ及びUSBキーによる認証を実施することで、高いセキュリティを確保した(図表[1])。本試行の結果、仕事の進め方に対する意識改革や、通勤負担の軽減、プライベート時間の充実等の効果が認められた(図表[2])。

 
図表[1] テレワーク試行概要図

図表[1] テレワーク試行概要図

 
図表[2] テレワーク勤務参加者(6名)へのアンケート結果

図表[2] テレワーク勤務参加者(6名)へのアンケート結果
テレワーク推進フォーラム
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 総務省では、本試行結果を踏まえ、平成17年度にテレワークを拡大実施する予定であり、コスト、セキュリティ水準、利便性について、バランスよく配慮したシステム構築を検討することとしている。

 コラム

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