平成17年版 情報通信白書

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第1章 特集 「u-Japanの胎動」

(3)オープンソースソフトウェアの導入状況

オープンソースソフトウェアに対する関心は高く、導入・運用コスト面で評価

 サーバー用OSにオープンソースソフトウェア(Linux、FreeBSD等)を利用している企業は21.0%であり、「利用を予定している」(7.6%)、「利用を検討している」(14.6%)、「検討はしていないが関心がある」(22.1%)と回答した企業も加えれば65%にも上る(図表[1])。

 
図表[1] サーバー用OSでのオープンソースソフトウェアOS(Linux、FreeBSD等)の利用状況

図表[1] サーバー用OSでのオープンソースソフトウェアOS(Linux、FreeBSD等)の利用状況
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 実際にオープンソースソフトウェアが利用されているサーバーは、Webサーバー、メールサーバー、ファイルサーバーなどで多く、他方、生産、販売、財務会計、人事給与等の業務システムサーバーでの利用は低くなっている(図表[2])。

 
図表[2] オープンソースソフトウェアOS(Linux、FreeBSD等)の利用サーバー(複数回答)

図表[2] オープンソースソフトウェアOS(Linux、FreeBSD等)の利用サーバー(複数回答)
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 オープンソースソフトウェアに対しては、導入・運用コストの安さ、カスタマイズの柔軟性などの点で評価が高い一方、システムの開発・保守体制、修正ソフト提供等のサポート体制などの点で評価が低くなっている(図表[3])。

 
図表[3] オープンソースソフトウェアの特徴

図表[3] オープンソースソフトウェアの特徴
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 第3節 企業のICT利用

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