平成17年版 情報通信白書

本文へジャンプ メニューへジャンプ
トップページへ戻る
操作方法


目次の階層をすべて開く目次の階層をすべて閉じる

第3章 情報通信政策の動向

(3)ケーブルテレビの高度化

デジタル化等によるケーブルテレビの高度化

1 FTTH等によるケーブルテレビネットワークの高度化のための技術基準の検討

 ケーブルテレビネットワークの高度化が進む中、FTTH等の形態も開始されてきたことを踏まえ、光特有の伝送特性や放送と通信の一体的サービスの円滑な提供等を可能とするため、光ファイバケーブルを主体としたケーブルテレビネットワークに必要な技術的条件について、情報通信審議会に対して「FTTH等による光ファイバを用いたケーブルテレビネットワークの高度化のための技術的条件」として平成16年7月諮問し、平成17年3月に答申を受けた(図表[1])。総務省では、同答申を踏まえ、技術基準の策定を予定している。

 
図表[1] 情報通信審議会答申の概要と期待される効果

図表[1] 情報通信審議会答申の概要と期待される効果

2 ケーブルテレビの高度化のための支援施策

 平成16年9月末現在で、自主放送を行う許可施設のケーブルテレビの加入世帯数が1,726万世帯に達している中、ケーブルテレビ事業者は、地上デジタル放送等に対応すべくケーブルテレビネットワークのデジタル化、広帯域化及び大容量化等の高度化を進めている。このような事業者の取組を支援するため、財政、金融、税制等の支援策を講じている(図表[2])。

 
図表[2] ケーブルテレビに対する主な支援措置

図表[2] ケーブルテレビに対する主な支援措置
Excel形式のファイルはこちら


 第3節 情報通信ネットワークの高度化

テキスト形式のファイルはこちら

(2)衛星放送の高度化 に戻る 第3章第3節3 通信・放送融合に資する技術開発の促進 に進む