国民のための
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プライバシーの侵害とは?

インターネットの普及により、私たちが自由に情報を発信できる場所や機会が大幅に増えました。これは便利なことである反面、発信の仕方を誤るとトラブルを引き起こす原因にもなります。

情報発信の仕方を誤ると、重要情報が漏洩(ろうえい)したり、企業・組織のブランドやイメージを大きく低下させたり、自分のプライバシーを必要以上に公開してしまったり、他人のプライバシーを侵害してしまうなどのトラブルが起こり得ます。

インターネットにおけるプライバシーの考え方

プライバシーとは、一般に“他人の干渉を許さない、各個人の私生活上の自由”と考えられています。インターネットにおいても、実社会と同様にプライバシーは守られなければなりません。インターネットは不特定多数の人が利用するため、特に注意を払ってプライバシーに関する情報を管理しなければなりません。

一人ひとりの利用者にとって最も大切なことは、自分や知人の個人に関する情報を不用意に公開しないことです。例えば、SNSなどへの氏名、住所、電話番号、メールアドレスなど個人に関する情報の公開は、プライバシーを守るということから考えて、本当に問題のない行為であるかどうかをよく検討すべきです。

また、ホームページ開設者や企業において、アンケートサイトなどを用意している場合には、収集した情報の管理について責任があることを認識しなければなりません。特に、プライバシーに関する情報を収集する場合には、万全なサイバーセキュリティ体制のもとで管理する義務があるといえます。近年、プライバシーに関する情報の漏洩が多く発生していますが、ほとんどのケースでは不適切な情報管理が原因となっています。