国民のための
サイバーセキュリティサイト
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Sさんは先月、友達と一緒に海外旅行に行きました。そのときに撮った写真を、友達だけに見せるためにファイル共有サービス(オンラインストレージ)にアップロードしました。
しかし、Sさんはうっかり写真の共有設定を間違えて、誰でもアクセスできるようにしてしまいました。その結果、Sさんの写真がインターネット上に拡散してしまいました。それらの中には、Sさんが水着姿でポーズをとっている写真や、友達と飲酒している写真もありました。
これらの写真は、Sさんのプライバシーを侵害するだけでなく、Sさんの仕事や人間関係にも悪影響を及ぼす可能性があります。Sさんはすぐに写真の共有設定を変更しましたが、すでに遅すぎました。
Sさんはこの事態に対して、どう対処すべきか分かりません。自分の不注意で大きなトラブルを引き起こしてしまいました。
紹介した例では手遅れですが、誤った共有設定を変更することが大切です。
拡散してしまった写真を削除することはできません。せめて写真に写っている友達への謝罪を行いましょう。
ファイル共有サービスにアップロードする前に、公開範囲をしっかりと確認し、適切な範囲に設定しましょう。