事例8
Wi-Fiルータの認証情報が盗まれた・・・
事故・被害事例
Wi-Fiルータは、一般にインターネット回線と自宅内ネットワークの境界に設置するもので、現在、多くの製品が発売されています。しかし、中には脆弱性(ぜいじゃくせい)のあるものがあり、アクセスを許可されていない第三者がルータの内部にアクセスし、そのWi-Fiルータを外部への攻撃の踏み台に悪用するという事象が発生しています。
対処法
Wi-Fiルータの認証情報が盗まれた場合、下記の対処を行いましょう。
- ルータの管理画面にアクセスして、管理者パスワードを変更しましょう。
- 接続されているデバイスを確認して、不審なものがないかチェックしてください。もし不審なデバイスがあれば、ブロックするか、Wi-Fiのパスワードを変更しましょう。
- VPN機能やDDNS機能などリモートからルータにアクセスできる機能が意図せず有効になっていないか確認し、意図しない機能が有効になっていた場合には無効化しましょう。
- ルータのファームウェアを最新版に更新して、セキュリティの脆弱性を修正してください。
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その他の対処法として、Wi-Fiルータを初期化(工場出荷時の状態に)してからファームウェアを更新して再設定する方法もあります。初期化の際の注意事項や再設定のやり方について、Wi-Fiルータの取り扱い説明書を確認してください。
予防法