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事例7公式アカウントが乗っ取られた

事故・被害事例

有名なゆるキャラのSNSアカウントが乗っ取り被害に遭いました。さらに、同じゆるキャラの偽アカウントも作成されました。

このアカウントのフォロワーから「アカウントをブロックされた時と同じ症状が出ている」といった旨の報告があり、調べた結果、乗っ取りが判明したのです。このアカウントには、悪意のある第三者がログインしていることが判明したため、アカウント閉鎖を行い、新アカウントを作成し移行することを発表しました。

そのため、一時は旧アカウント、新アカウント、偽アカウントの3つのアカウントが同時に存在してしまい、ゆるキャラの運営者や当時20,000人以上いたフォロワーが大混乱に陥る事態となりました。

SNSの公式アカウントは、企業や組織の顔ともいえる重要なものです。そんなアカウントを乗っ取られてしまうと、ホームページの改ざんにも匹敵する影響が発生する可能性があります。

対処法

不正アカウントの停止依頼

SNSアカウントの乗っ取りや偽アカウントの作成などが判明したときは、当該アカウントの停止をSNSサービス提供者へ速やかに依頼しましょう。

予防法

アカウントの認証強化

アカウントの認証には、簡単なパスワードを利用しないようにしましょう。また極力、多要素認証を設定するようにしましょう。