持ち運び可能な記憶媒体や機器を利用する上での危険性と対策

  小さくて持ち運びが楽なUSBメモリなどの記憶媒体は、紛失や盗難の危険性を伴います。情報セキュリティポリシーなどで組織全体としてのルールを明確に決めて、社員や職員に順守させることも大切です。たとえば、以下のようなルールを検討してください。

  • 外部に持ち出す記憶媒体や機器の利用は、十分な情報セキュリティ対策を施した、企業や組織が管理するものだけに制限し、個人所有の媒体や機器の使用は許可しない。
  • 記憶媒体や機器を持ち出す場合には、事前申請を行う制度を作ることによって、社員や職員の情報セキュリティに対する認識を高めさせる。
  • 記憶媒体や機器の利用に何らかの制限をかける。BIOSの設定でUSB端子を使用できなくする、CD・DVDドライブなどの外部記憶媒体への書き込みを可能にする機器を取り除いたパソコンを使用させる、など。

以下の社員・職員全般の情報セキュリティ対策も参考にしてください。

持ち運び可能な記憶媒体や機器